ゴルフ伝道師が語るゴルフの魅力10個

元ゴルフ場支配人の独り言

私ことゴルフの伝道師の使命は

出来るだけ多くの人にゴルフという

素晴らしいスポーツを知って、そして

体感してもらう事です。

ですがどうしていいかわからず、

何から始めたらいいのか?

自分に出来る事はどんな事だろうか?

と考えていた時に、友人から

「ネットならたくさんの人たちに

アピールできるよ」

と言われたのがきっかけでした。

 

そこで今回は私の感じるゴルフの

たくさんの「魅力」の中で10個を

話してみたいと思います。

 

これから始めようかなという人は

もちろんですが、今やっている人

にも、共感してもらえたら嬉しいです。

 

目次

【プロローグ】

ゴルフを始めるきっかけ

先ずは、ゴルフを始める「きっかけ」

ですが、これは今と昔とでは変化して

きています。

ある調査によりますと、

男性は仕事関係

女性は家族や友人知人の紹介

が多いという事です。

一昔前、ゴルフ人口がピークだった

1992年頃には、男性は仕事をする上で

必要なスキルともいわれていました。

これは私が入社時に上司と交わした会話

です。

上司「ゴルフやりなさい」

私「はい、ですが未経験です」

上司「大丈夫、私が教えるから」

私「はい、宜しくお願いします」

初めて誘われたときは、半分断りたい

気持ちもあり、「未経験」と言ったの

ですが、教えてもらえるなら、折角だし

と考え快諾しました。

ですが、この会話が今は少なくなって

きています。

「ゴルフしなさい」

「ゴルフやろうよ」

「ゴルフ出来なきゃダメだよ」

等の発言は今やパワハラだと一蹴

されかねません。

時代の変わりを感じます。

ですので、今は仕事関係でゴルフを

始める若者が少なくなってきています。

 

逆に女性はそもそものゴルフを始める

きっかけが仕事関係ではないので、

昔と比べると、ゴルフ人口はそれほど

減ってきているとは感じません。

 

そんな中で私たちの世代の人が若い

人たちをゴルフに誘って一緒に楽しむ

為には、指示・命令するのではなく、

ゴルフがいかに楽しいか、素晴らしいか

その魅力を伝える。

と思うのです。

ゴルフにはまる理由

これも私が上司に誘われて初めてラウンド

した時の思い出話です。

実はそれまでに他部署の同期の人から

上司に誘われて初めてラウンドをした

時の話を聞いていました。

彼は、入社する前から仕事するうえで

ゴルフは必須と考えており、入社と同時

に、ゴルフクラブをフルセット購入して

準備をしていました。

しかし、初めてのラウンドで、同伴者から

「走れ」「急げ」のオンパレード。

二度とゴルフはしたくないと思った

そうです。

事前にその情報を知っていた私はそんな

事にならないよう、

「同伴者に迷惑をかけない」

それだけを肝に銘じてラウンドしました。

しかしながら、私がとてもラッキーだった

のは、その時の上司や職場の先輩たちが

とてもやさしくフォローしてくれた事

でした。

空振りもしましたし、グリーンでは

行ったり来たり、とプレーは散々でした。

それでも、同伴者は

「大丈夫だよ、全然OKだよ」

「そんなに急がなくてもいいよ」

「初めてにしては上手いよね」

と励ましてくれました。

そんな中でも

「バンカーショットの後は自分で

きれいにしなさい」

「グリーン上では走っちゃいけないよ」

「他がプレー中には静かにしなさい」

等のエチケットやルールを優しく

指導してもらえました。

この時の

上司や先輩社員の初心者への優しさ

は今でも私の手本としている事です。

スコアは何回たたいたかも覚えていない

くらいでしたが、それでも、たまに出る

ナイスショットが気持ちよくて、次の

休みの日にはクラブセットを購入して

毎日練習場に通うようになりました。

 

ゴルフにはまる理由には、

ゴルフの魅力もさることながら、

一緒にラウンドする人同士の

他者への思いやりの気持ち

が一番大切だと、この経験から感じて

います。

【ゴルフ伝道師的ゴルフの魅力】

年齢層が広い

これはゴルフがよく「生涯スポーツ」

と言われている事にも表れているの

ですが、10歳以下の小さいジュニア

から100歳近くのグランドシニアまで

がやっています。

しかも、その年齢層の人達が一緒に

プレーできる。

どのスポーツをみても、20代の若者

が80代の方に「負ける」なんて事は

そんなに無いと思います。

これは、ゴルフがスコアを競うもの

であり、ミスをしない事を競うもの

であり、力や運動神経だけに頼るもの

ではなく、道具を使い、経験や状況

判断、マネジメント等様々な要素が

あって成り立っているからです。

※プロの世界では違います。

アマチュアの世界では若い人に

飛距離では負けても、スコアでは

負けない、そんなスポーツなん

です。

それゆえに、ゴルフは

いつからでも始める事が可能です。

今は新社会人から始めなくても、

40代、50代になって仕事が落ち着いた

時に始める、仕事を引退した後の老後の

楽しみとして始める事が可能なんです。

フィールドは大自然

これは野外でするスポーツには多少なり

ともある条件ですが、ゴルフは特に

自然状況の影響が大きいスポーツ

です。

その日の天気、湿度、風、コースの

コンディション、明るさ、コース内

にある木などの障害物の位置、等

それらを考えて、ボールを目的地点

に運ぶ。

ワンショット、ワンショット、全て

同じ状況という事はなくて、その

状況に応じて打ち方を変えてみたり

球筋を変えてみたりするのです。

(私は未だ上手くできませんが)

すなわち、その日の状況によって

スコアが変わる。

ですので、ベストスコアが出たら

とてもうれしいのです。

他者との勝負より自分との勝負

ゴルフはスコアを競うスポーツ

なので、他者と比較しての勝負

も当然あるのですが、

その日どれだけ良いスコアが出せる

かは、相手との勝負以上に重要

な事だと思えるのです。

過去のゴルフを振り返った時に、

どこどこのゴルフ場でだれと一緒

にラウンドして、勝った、負けたと

いう事より、いくつのスコアで

ラウンドしたという事が印象に

強く残っているものです。

自分の納得するスコアが出せたら

それだけで満足なものです。

スコアではない楽しみがある

例えその日、スコアが悪かったと

しても、いろんなシーンで

記憶に残るドラマティックな事

が起これば、それに満足する事

が出来ます。

例えば

「バーディーが出た」

「300Y飛ばした」

「ロングパットを入れた」

「チップインした」

等々

「ホールインワン」

なんてことしたら、伝説になります。

それらも全て、自然状況が影響する

事により、自分の実力以上の結果が

出るというのもゴルフの魅力の一つ

です。

ゴルフ談議に花が咲く

スコアが良くても悪くても、色んな

ドラマティックな事があっても、

なくても、プレー後の話はとても

盛り上がります。

他者のプレーを賞賛する人もいれば

自分のプレーを自画自賛する人、

色んな人がいますが、

とにかく話のネタは尽きません。

そして次はどこに行くか?

て話をしてはその場から携帯で

予約を入れるのです。

これも、一昔前ですと、ゴルフ場の

営業時間が過ぎてしまっては、

予約の電話が出来なかったのですが

今はネットで24時間予約が出来る

ので、とても便利になりましたね。

余談ですが、会社の若い人たちには

昔の自分は上司に言われて、次の予約

を朝一でゴルフ場に電話するのが仕事

だったが、今は便利になったもんだと、

たまに愚痴ってます。

しかも今でも会社関係のゴルフの時は

自分が代表で予約を入れています。

ポイントが貯まるので(笑)

結果オーライがよくある

これはショットの時によく感じる事

ですが、ミスショットをしても結果が

良い時があります。

「マイナス×マイナス=プラス」

みたいな瞬間です。

例えば

『間違った方向に構えてしまったが

ショットも間違ってしまい、結果

狙った方向にボールが飛んで行った。』

とか

『イメージが間違っていたが、

ショットも間違ってしまい、結果

上手く行った。』

とか

『グリーン上でラインを読み違えて

いたが、パッティングを失敗して

しまい、結果入った。』

とか

この時によくあるのが、打った瞬間

「あっ、しまった」

と思わず口に出たものの、それが

きれいに入った時、少し恥ずかしい

気持ちになりますね。

こんな、結果オーライが多いのは、

それだけ、ゴルフというスポーツは

多くの条件が重なって、成立している

からなのでしょう。

それがまた、後の話のネタになる。

これも魅力の一つです。

運動量が調節できる

これは、年齢層が広くて長く続けられる

理由の一つでもありますが、ゴルフは

スポーツとして、それ程運動量はないと

感じています。

18ホールを消化するのに、約6,000Y~

7,000Yの距離を歩くことになります。

ですが、常に目的に向かって真っすぐ

歩くわけではなく、右に行ったり、左に

行ったりする事があります。

1Yが約90㎝ですので、1ラウンドで

約10㎞歩く計算になります。

しかし、実際はと言うと、移動時はカート

に乗っています。

ですので、実際には1㎞も歩かない時も

あります。

そこで、自分自身で調整ができます。

最近は運動不足だから、

『今日はずっと歩きでプレーしよう。』

とか

今日は少し疲れているので、

『無理せずにカートで移動して、体力

を温存させてショットに集中しよう』

とか

自分で調整する事が可能です。

これはゴルフだけの特徴であり、魅力

ですね。

ファッションを楽しめる

これは、あるアパレルメーカーの方

から聞いた話です。

近年、女子プロゴルフが盛り上がりを

見せてきて、スタイリッシュな着こなし

をする選手が目立つようになってきて

から、ゴルフウェアを楽しむ女性が

増えてきているとの事です。

そして、そんな女性たちは

普段は出来ないかっこうをゴルフ場で

なら出来る。

それは、

ゴルフ場は解放的な空間である

からという事が理由だそうです。

そういえば私もゴルフ場にいる時は

日常の嫌な事を忘れて気分転換が

出来ているのは、そこが日常とは

かけ離れた開放的な空間であるから

だと感じているからでしょう。

ピークが無い

これはアマチュアに限った話だと思い

ますが、先程、ジュニアがシニアに勝て

るスポーツだと言った事にも通じるの

ですが、ゴルフは特に「心・技・体」

が揃っていてパフォーマンスが発揮

できるスポーツです。

経験を積むことで、コースの攻め方や

プレースタイルが変わってきます。

体力が衰えても、それを頭脳プレーで

補う事が可能です。

加えて道具を使ってするので、体力の

衰えを道具でもカバーする事が可能です。

良く、ベストスコアはいくつですか?

と聞かれた時に、私は

「○○で、○○歳の時」

とこたえるのですが、続けて

「次のラウンドがベストスコアでしょう」

とこたえるようにしています。

それくらい、自分のゴルフのポテンシャルに

まだまだ可能性を感じているのです。

社会性があるスポーツ

そして最後は、私がゴルフに初めて誘われた

時に、その時の上司から言われた言葉です。

「ゴルフは社会性のあるスポーツだ」

この言葉の意味は実はまだ明確には私も

わかってはいません。

ただし、ここまでゴルフをしてきて、

感じている事ですが、

「一人では成り立っていない」

という事でしょうか。

スポーツなので、競技ですし、スコアを

記録していますし、勝負事も存在しています。

ですが、それとは別に、

「今日のプレーを仲間と一緒に作っている」

という感覚も残るのです。

もしくは

「今日のプレーを仲間と一緒に楽しむ」

という感覚です。

自分一人が、調子が悪くて、良いゴルフが

出来なくても、その時の同伴者が

ベストスコアを出した

とか、

その時の同伴者が

ホールインワンをだした

とか、

そんなプレーに自分が立ち会えた事を

ラッキーだと感じて楽しく思える事。

そして、自分がそんな事が出来た時に

一番い思う事は

「今日は同伴者に恵まれた」

なのです。

これが、ゴルフは社会性があるスポーツ

であるという事ではないかと思うのです。

 

いつか、このこたえははっきりと見える

ようになるでしょう。

その頃は私も

ゴルフマスター

になっているのではないでしょうか?

 

【まとめ】

ゴルフの魅力とは

『年齢層が広い』

『フィールドは大自然』

『他者との勝負より自分との勝負』

『スコアではない楽しみがある』

『ゴルフ談議に花が咲く』

『結果オーライがよくある』

『運動量が調節できる』

『ファッションを楽しめる』

『ピークが無い』

『社会性があるスポーツ』

 

それでは今日も素敵なゴルフライフを!

 

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