ゴルフを始めて、ラウンドを繰り返して
いくうちに、徐々にスコアにこだわる
ようになってきます。
そんな中で、きりの良い数字でもあるし
100を切るという事はひとつの通過点
でもあり、これをクリアできる事は
初心者から卒業するというような
感じでもありますよね。
ラウンドしていて、スコアが99と100
とでは見た目も気持ち的にも大きな
違いを感じるものです。
しかしこれはベストスコアと同じ
ような感覚です。
一度100を切ったから
もう絶対に100はうたない。
というようなものではありません。
事実私も今でも100をたたく日もあります。
それはゴルフのスコアは色んな状況
によって影響されるものです。
いくら上手くなってきても、自分の腕
だけではなくて、まわりの状況が悪ければ
それによってトラブルになってスコアを
大きく落とすことがあるのです。
ですので、そんなに気にする事ではない
かと思います、ゴルフの楽しさは決して
スコアだけではないからです。
知り合いのプロの方にこんな事を
言われたことがあります。
「その日のゴルフを我慢して良いスコアで
ラウンドするか?スコアにこだわらず
気持ちよくラウンドするのか?それは
自分次第」
「ラウンド中に苦労して、最後に
気持ちよくなるか?ラウンド中に
気持ちよくプレーして最後に落胆
するか?それも自分次第」
と、
どんなスポーツでもあてはまると思う
のですが、ゴルフでは特にスコアに
こだわってプレーする事も純粋に
プレーだけを楽しむ事が自分自身で
選択できるのです。
ちなみに私の場合、とりあえず、
毎回楽しむつもりでスタートして、
前半のスコアがよければ、後半は
スコアにこだわってみようという
気になります。
そんなスコアにこだわった時の
ゴルフで
目次
目標である100を切る為の10の方法
を説明します。
パーがとれるようになる
いきなり難しい事を言うなとお思いでしょうが、
これは全てのホールでパーをとりなさい
という事ではありません。
それが出来たら、シングルです。
私が言いたいのは、
『たまにパーがとれる』
くらいになったら100切りは簡単に
できるという事です。
スコアで100という事はパー72のコースで
28オーバー未満でなければなりません。
そして、プレー中に『ミス』は必ずあります。
その『ミス』をカバーする為には、どこかの
ホールでパーをとって挽回しなければなりません。
100切りを達成する前段階として
パーがちょくちょくとれるように
なっているはずです。
あせることはありませんよ、
パーが一度でも取れたら、
100切りはもう目の前です!
ゴルフはそのパーをたくさんとって
いけばいいわけですから。
栄養はしっかりと摂っておく
これは全てのスポーツに当てはまる事
ですが、良い結果を出すためには、
プレー中に最高のパフォーマンスを
発揮できる
最高のコンディション
でいなければなりません。
前日に飲み過ぎていたり、朝食を抜いて
いたりして、身体の調子がわるいと
身体的なパフォーマンスだけでなく、
集中力も低下します。
しっかりとエネルギー効率の良い
「炭水化物」も摂取して、体力を
充実させておきましょう。
そして、夏場のラウンドの際には特に
水分補給もしっかりと行うように
準備を万全にして安全にプレーする
ように心がけましょう。
ショットの前にイメージする
これはゴルフをする時に限らず、何をする
にしても「目標」を設定して、やってみて
結果を検証してまたチャレンジする
という、いわいる
「PDCA」をする
ことはとても大切です。
私の、これまでの経験でスコアが停滞
していた頃は、これをやっていません
でした。
ショットをする前に、必ず、どこに(場所)
どれくらい(距離)どんな球筋でショットする
というイメージをしてからショットする
ようにしましょう。
そうする事で、
成功した時には達成感に浸れますし、
失敗した時には、どうすれば成功した
のかが明確に見えてくる事になります。
何も考えずに、フォームにとらわれ
すぎたりしたショットは避けるように
しましょう。
コース内ではコースマネジメントや
戦略的な時間に集中するように
したいものです。
後半に強くなる
どのような結果になっても、前半より
後半のスコアが良いという傾向の方が
望ましいという事をプロの方から
聞いた事があります。
後半のスコアが本人の実力に近い
ものだという事も聞きました。
この傾向がある人は仮に前半のスコアが
50以上であっても、後半に挽回しよう
と思えるし、諦めないようになれます。
これは自分のスコアの平均値で
みてみるといいかと思います。
では、どうすれば後半に強くなれるか
といいますと。
スタミナが落ちてきて来た時でも良い
スイングが出来るようになる為に
しっかりと練習して、ある程度
自分のスイング
と言うものを確立して
おけるようになりましょう。
そして、「昼食は食べ過ぎない」
というのも大切です。
お腹いっぱいになると、腰が回らない
ような感覚になってしまいますし。
集中力も低下し、パターの入りが
悪くなると言われています。
自分のこれまでのスコアを見て、もし、
後半にかけてスコアが悪い傾向にある
ならば、
意識して前半よりも良いスコアで回るぞ!
という意識を持ってラウンドしてみて
ください。
それだけでも、仮に前半50で回ったとしたら、
後半は49以下で見事100を切る事を達成できます。
無理な攻め方をしない
さて、ここからは全て『~しない』
という話になります。
ゴルフとは打数を少なくする事を
目標とする珍しいスポーツです。
打数を少なくする為には、
『ミスを少なくする』
事が必要となります。
ですので、これから話す『~しない』
という事の『~』はすべて『ミス』
だと置き換えて読んでください。
『ミス』なので、人間には必ずおこります。
それを出来るだけ少なくしていこう
という話です。
そして『ミス』には
知っていてするうっかり『ミス』
と
知らずにやってしまう『ミス』
とがあります。
この場合はいわいる
「知らずにやってしまうミス」
になります。
なので、これは
意識する事で防ぐ事ができます。
何を知らないかと言うと、
自分が出来る事、出来ない事を知らない
という事です。
私もよくこれをやってしまい、
後悔する事があります。
例えば飛距離、
自分の飛距離をよく知らないで、
無理に攻めていった結果、途中の
トラップに見事にはまり大たたき。
例えば方向性、
グリーンを直接狙う事が困難な
状況にありながら、うてるところ
にうたずに無理してプロのような
イメージを持って、グリーン方向
にショットして大たたき。
そんな経験あると思います。
あとで考えると、その時にボギー
ですんだものが、パーを狙って
ダブルボギーになってしまった
という事がなんと多い事か。
スコアメイクをするなら、
無理無謀な攻め方は避けて
自分の出来る範囲でプレー
するべきです。
ダブルボギー以上を出さない(大たたきしない)
これは知っていてやってしまう、
うっかりミスです。
だれもダブルボギーをだそうと
思ってする人はいないでしょう。
ですので、これは出来るだけ
少なくしましょうというミスです。
大たたきするときとはどんな時
でしょうか?
- OBを出したとき
- アプローチでミスをした時
- バンカーから一発で脱出出来ない時
- 3パット以上した時
等があります。
だからと言って、これらを絶対に避ける事
は難しいですし、思考を変えたところで
上手く行く保証があるようなことでも
ありせん。
ですが、ここでは、それらのミスを
さけるような
賢い『選択』
をするようにしましょう。
例えば、
1.OBについては別に説明します。
2.アプローチでミスしないコツは、先ずは
パターで転がせないか?を一番に考えて
みましょう、それが可能なら、断然パターで
転がすべきです。
それが無理な状況なら、方向よりも距離を
重視してアプローチするように
心がけてください。
「短い距離のショットは方向よりも距離を重視する」
事を憶えておいてください。
3.バンカーから一発で脱出出来そうでない
時は、無理せずにアンプレアブルを宣言する
か、新ルールを使い共済措置を行い、
最小打数でクリアできるようにしましょう。
4.3パットについては別に説明します。
ラウンド中にスイングチェックしない
これも良くありがちなのですが、
ラウンド中にスイングの改善はしない
そして、しようとしない方が良いです。
また、新しい事にもチャレンジする事は
避けたいものです。
何故かと言いますと。
ラウンド中は結果が一番です、仮にそう
思っていなくても、結果が上手く行かなかった
時にはそのチャレンジが間違っていたのかな?
と思ってしまいます。
以前、ゴルフは結果オーライがよくおきる、
「マイナス×マイナス=プラス」になるケース
があるのが魅力だとお話ししました。
ラウンド中のスイングの変更でも
このような現象によって、
せっかく正しい事をしたにも関わらず、
結果がマイナスであった
が故に、このスイングは間違っていたのだと
受け止めてしまいがちになります。
よく、プロとのラウンドレッスンの時に、
こんなことを言われます。
「今のスイングは正解だったよ!結果が
悪かったのは、この状況でそのスイング
をしたことが不正解だったんだよ」
と。
ラウンド中にはゲームに集中する事。
スイングは練習場でしっかりと反復しながら
するとして、コースにでたら、
コースマネジメントやその場にあったスイング
のチョイスであったり、戦略的な事を楽しみ
ながらプレーするようにしましょう。
3パットをしない
3パットは痛いですよね~
もったいないといつも思います。
3パットしない為の秘訣は
ファーストパットで如何に
カップに近づけられるかです!
パッティングで最も大切なのは
『距離感』
です。
方向よりも距離を重視して、そこを一番
意識してパッティングするようにすると
3パットを回避する確率が上がります。
OBを出さない
さて、よく聞くOB(アウトオブバウンズ)
ですが、これもよくするミスのうちに入ります。
要因は、ミスをして狙った方向に球が
行かなかった、予期せぬ球種となって球が
曲がってしまった、距離をあやまった。
OBを出来るだけ抑える為には事前に
これらの要因を想定してショットする
ようにする事です。
それらの事が全ておきたとしても、この位置
を狙っておけば安全だという場所を狙うのです。
距離のあるショットは方向性
距離のないショットは距離感
を大切にするようにしましょう!
ここでも決して無理無謀なチャレンジは
決してしない事です。
ミスを引きずらない
実はこれが一番難しい事のように思います。
100切りの時よりも90切り、80切りになる
につれて、ミスの回数が少なくなってくる
たびに、この事は難しくなってきます。
これはゴルフに限らず、普段から意識して
おきたい事ですが、ミスは誰にでも、
どんな時でもおこりえます。
ですので、
ミスは決して特別な事ではないし、
落ち込むことはありません。
もちろん、ミスをした原因が自分の技術が
未熟なためであるなら、練習して克服すれば
いいですし、まわりの状況のせいであるなら、
不運だったと諦めるようにしましょう。
ゴルフプレー中にはラッキーもアンラッキー
もおこります。
私自身ベストスコアを出した日のラウンド
も両方ありました。
そんな状況の中でスコアは出来てくるので、
ミスをしても気持ちをリセットして次に進む
ようにしましょう。
繰り返しになりますが、ゴルフは色んな
状況がスコアに影響していきます。
ですので、いつどんなスコアが出るか
わからないスリリングなスポーツです。
確かにスキルがあがってくるのを実感
出来たり、段々とスコアがアップして
きたりするのも感じる事は出来る
のですが、安定する事はなかなかありません。
ですので、その日のスコアに一喜一憂
することなく、大たたきした時は、
たくさんショット出来てお得だったと
笑い飛ばせるようになりましょう。
あなたの100切りを心から応援しています。
今日も素敵なゴルフライフを!
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