【初心者必見】ゴルフプレー中のバンカーレーキの使い方について

『ルール』『エチケット』『マナー』

ここではゴルフプレー中のバンカーレーキの使い方について『ルール』『エチケット』『マナー』の観点から解説しています。これを読めば、バンカーレーキについての知識だけではなく、バンカー砂のきれいな直し方も身につける事が出来ます。

 

目次

【ボールがバンカーにあるとき、バンカーをならした】

~バンカーならしのタイミング~

 

『ルール』

競技の場合

罰なしでそのままプレー

バンカーの砂をきれいに整えたり、コースの保護でバンカーをならすのは全く問題はありません。

ボールがバンカー内にあるときでも、プレーに直接関係ないところなら、いつでも砂にふれる事が出来ます。

※ただし、ストロークに影響するボールのライや、意図するスタンスやスイング区域などを改善するような事になれば罰を受ける事になりますので注意しましょう!

 

『エチケット』『マナー』

プライベートの場合

誤解を招かないように出来るだけ、レーキを使って砂をならすのはショットの後にしましょう!

バンカーをならす事はエチケット的にとても重要な事です。

バンカー内でプレーする時には、出入りする時の足跡、ショットの後のくぼみ、それらを元あった状態に戻さなければいけません。

それらは全て、次のプレーヤーに気持ちよく使ってもらえるようにとの心配りからきています。

ですので、

どんなに忙しくてもバンカーならしは必ずするように心がけましょう!

 

 

【レーキをとりに行くときにできた自分の足跡をならした】

~プレーの線上~

バンカーを越えてグリーンを狙う場面で、念のためバンカー内のレーキを取り除きに行き、その時の足跡をならしてプレーした。

 

『ルール』

競技の場合

2打罰でそのままプレー

レーキは「動かせる障害物」なので、プレーの邪魔になる時はいつでも取り除けますが、とりに行ったとき自分でつけた足跡が「プレーの線上」にある場合は、砂をならす事はできません。

また、この場合、ボールがバンカー外であろうと、バンカー内であろうと、ストロークの結果、ボールが行き、止まる可能性のある場所の(自分がつけた)足跡をならす事はできません。

意図するスイング区域、プレーの線の改善で2打罰を受けてそのままプレーとなります。

もし、バンカー越えに失敗して先ほどレーキでならした砂地にボールが戻っても罰はありません。

※2打罰でアンプレアブルの措置でバンカー外の後方線上へドロップの救済を受ける時、コース保護で、プレー前にプレー線上のバンカーの足跡をならしても罰はありません。

※レーキは「動かせる障害物」ですので、いつでも取り除く事ができて、その時ボールが動いても罰なしでリプレースできます。

 

『エチケット』『マナー』

プライベートの場合

先ず、このケースでは「バンカー越えのショットの際に自分とターゲットとを結ぶ線上にあったレーキを取り除くためにバンカーに入った」わけですが、そもそも、その時点でマナー違反です。

バンカーは必要以上に荒らしてはいけません。

すなわち、

プレー以外ではバンカーに入る事もレーキを使う事も避けるべきでしょう。

ここでは、エチケットマナー的に2つほど気になる点があります。

⓵レーキを取り除く事

プレーの線上にある「動かせない障害物」を取り除く事はいいのですが、その為にわざわざバンカーを突っ切っていかなければならない距離にあるレーキを動かす必要があるでしょうか?

先程のルール的解釈ではスコアを競う、緊迫した試合とか競技の時には、あらゆる可能性を考慮して、障害物を排除する事も必要でしょう。

しかし、プライベートでは、少しの可能性にたいしてプレー時間を費やして処理する必要はないと考えるのです。

そのままショットする方が良いかと思いますが、いかがでしょうか?

⓶レーキを取り除くためにバンカーに入った

これは出来るだけ避けたいものです。

バンカー内を突っ切らないと大変な距離であるのなら、しかたありませんが、そもそもそのくらいの距離にあるレーキなら先程の①で話した通り、取り除く必要はないかと思います。

近い距離であれば、必ずバンカー外の芝の上を移動してレーキまで行きましょう!

これは基本的な「バンカーは必要以上に荒らさない」というマナーです。

これは侵入禁止と書かれているところを近道の為に突っ切るくらいの印象ですね。

 

 

【レーキの正しい使い方】

バンカーレーキを使用する目的は大きく2つあります。

⓵「荒らされた砂を元通りにする」

⓶「次のプレーヤーがプレーしやすいようにする」

です。

そしてバンカーレーキは表がくしのような形状になっていて、砂をかき上げやすくなっています。

まず、

くしの部分で直したい部分を前から手前に向かってひとかきしたら、次は裏返して平らな面で手前から前にひとかきして平らにします。

これでOKです。

そして、

グリーンサイドのガードバンカーであれば、ホールに向かってこの作業を行うと完璧です。

そうする事で次のプレーヤーがホールに向かってショットしやすくなるからです。

 

【まとめ】

『ルール』 『エチケット』『マナー』
【ボールがバンカーにあるとき、バンカーをならした】 罰なしでそのままプレー

 

砂をならすのはショットの後にしましょう!
【レーキをとりに行くときにできた自分の足跡をならした】 2打罰でそのままプレー

 

プレー以外ではバンカーに入る事もレーキを使う事も避ける

 

いかがですか?

 

これで、バンカー内でのバンカーレーキについての扱い方は大丈夫だと思います。

 

バンカーはみんなが使う場所で、その中でもデリケートなところです。

小さいころ砂遊びをしたあと、帰る時はちゃんと元に戻すように教えられたと思います。

それと同じですね。

 

それでは今日も素敵なゴルフライフを!

 

 

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