これからゴルフを始めようとする人の
不安材料に「お金」「集団行動」の次
に「ルールが難しそう」という意見が
ありました。
ゴルフもスポーツですので、とうぜん
ルールがあるのですが、それよりも
ゴルフにとっては
エチケットマナーを身につける事が大切
であると考えています。
こういう話をすると、やはり「ゴルフ道」
だと思われるかもしれませんが、今は
時代にあわせて形も内容もずいぶんと
変わってきていますので、以前に比べる
と受け入れやすいと思っています。
ゴルフをしながら自分が人間として向上
する事を実感できる瞬間がたくさん
あります。
是非、そういう感覚を味わっていただき
たいと思っています。
競技でゴルフをしている場合にトラブル
になって、その判定が必要なする場合が
あります。
その判定の為に試合を一時中断して競技員
に査定をしてもらうシーンをプロの試合で
目にする事がまれにあると思います。
ですが、そんなシーンは高額な賞金が
かかったプロの競技であるからです。
ゴルフの楽しみ方は色々とあり、その
プレースタイルも自分自身でカスタマイズ
できるという話は以前させていただきました。
参考記事「ゴルフ伝道師が語るゴルフの魅力10個」
ゲームとしてのゴルフをどのような感覚で
楽しむのかは、その人の好き好きで良いのです。
ルールに縛られて進行が遅れたり、プレーを
楽しめなかったりしては本末転倒だと思います。
ルールとは公平性を担保してゲームを成立させる
ための規律であると考えています。
そして、これからゴルフを始めようとしている人、
初めて間もない人に伝えたいのですが、
最新のゴルフのルールに対する考え方は
進行を重要視している
という事です。
ルールについての説明は、その前に抑えて
おきたい用語を含めて、別の機会にさせて
いただくとして、今回はその前段階となる
エチケットとマナーについて私なりに、
これだけは抑えておきたいと思う10個を
伝えたいと思います。
目次
【初心者必見!10のエチケット&マナー】
「ゴルフはルールの前にエチケットあり」
と言われるスポーツです。
ゴルフをプレーする際には同伴者やコースに
対する心配りが何よりも大切になります。
私的には
これさえ出来ていいれば
例えルールを知らなくても、
どんなプレーヤーとでも
普通に同伴する事ができる
と考えています。
初心者の方は、この10個のエチケットマナーを
しっかりと身に付けて頂き、ゴルフを
エンジョイしてほしいと思います。
①プレーにふさわしい服装を
具体的なドレスコードについては、以前
の記事を参考にしてみてください。
参考記事(ドレスコードに関して)
あなたの格好はまわりからみられる事で、
同伴者の方にも影響を及ぼすという事を
忘れないで下さい。
②遅刻は厳禁
スタート時間に遅れることは同伴者や
ゴルフ場にも迷惑をかける事になります。
私はスタート1時間前にはチェックイン
して準備をするようにしています。
その方がリラックスしてプレーできで、
スコアにも良い影響があります。
③ボール探しは3分まで
コースでラフとかに入ったボールを
探すのは、ルール上でも3分となって
います。
そして、その3分というのは1人よりも
2人以上で探した方が効率的ですので、
同伴者のボールも一緒に探すように
心がけましょう。
④前方を確認して打ち込み防止
ほとんどの打球事故は人為的に発生します、
そのなかでも前方不注意が一番多い理由
となっています。
もし、誤ってショットしてしまった場合
には必ず
「ファー!」と大声で発声する
ようにして下さい。
相手に注意喚起を促すだけで、
打球事故は減り、その程度も軽減できる
事になります。
⑤コースを傷つけない
上手い人のアイアンショットはダウンブローに
打ち込むことで、芝がそぎ取られます。
上手くない人でも、たまにミスショットで
ダフリといわる事で同じように芝をそぎ取る事
があります。
そのような時は必ず、自分でその部分に砂を
入れて、平らにするようにしましょう。
理論的には、全てのプレーヤーが自分の
ターフに砂を入れてくれたら、コースには
ターフは無いはずなのですから。
素振りをして芝をとる事も
1回だけにしましょう!
⑥デボットに目土をする
前述の際に出来たターフもショットの時に出来た
ターフも、自分で芝を削った場合には必ず、
そこに砂を入れておくようにしましょう。
これは、芝の生育を促す事にもなりますし、
何よりも、次にプレーする人が例えそこにボール
がきても打ちやすくするための心配りです。
⑦バンカーはコースに平行にならす
バンカーショットの後、レーキで砂をならします
が、できるだけホールに向かうラインと平行になる
ようにならすようにして下さい。
そうする事で次のプレーヤーがそこにボールが
来た時に打ちやすくなります。
⑧グリーン上のボール痕は直す
これも芝の生育と次のプレーヤーへの心配りです。
いつでもボール痕を直せるように、常にポケット
にグリーンフォークは持っておくようにしましょう。
⑨グリーンのライン読みは迅速に
グリーン上での距離やラインの読みはマークする
時までに済ませておくようにしましょう。
4人が次々にプロのような確認作業をしていては
時間がいくらあってもたりません。
同伴者のパッティングを見て、それを参考にする
ようにもして、状況判断の時間を短縮するように
心がけましょう。
⑩ホールアウト後は速やかに退去
カップインしたら速やかにグリーンから離れる
ようにしましょう。
スコアの記入もグリーンを離れてからが基本です。
いかがですか?
そんなに難しい事ではないと思います、
これらが普通に出来るようになると、
もう一人前のゴルファーであると言って
良いと思います。
大切な事は見えない相手への心配りが出来る
ようになるという事だと思います。
プレー中にコースのメンテナンスをよくしている
プレーヤーがこんな事を言っていました。
「ここにいつか自分の打ったボールが再び飛んでくる
かもしれない、その時には今の自分のしたことが結果
として自分に返ってくる事に気づく」
コースはたくさんのプレーヤーが使用する
ところです。
見えない他の多くのプレーヤーの中には未来の
自分も含まれているという事でしょう。
どんなにルールを熟知している人よりも、
エチケットとマナーを熟知していて実践している
ゴルファーこそが敬意を持たれる真のゴルファー
であると考えています。
それでは今日も素敵なゴルフライフを!
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