新ルールになり、コース内のエリアの名称も
新しい呼び名に変わったところも出てきました。
初心者の方がゴルフのルールを理解しようと
したとき、聞きなれない用語に惑わされる事が
あります。
先ずは
コース内のエリアの名称を
楽しみながら覚えておいておきましょう。
さて、初心者の方にゴルフを知ってもらおうと
日々奮闘しているのですが、話をすればするほど、
たくさんの聞きなれない用語を自分は普通に
話しているのですが、その都度、用語についての
説明をしなければ話が前に進まないという、
ジレンマがあります。
そもそも、欧米から来たスポーツですし、
世界共通の用語として使用する為に、
初めはわかりにくいかもしれませんが、
そこは、ゴルフをやっていくうちに慣れて
くるものですので、ゆっくりと親しんで
いきましょう。
先ずは、エリアについての用語を覚えてもらう
事から始めた方が、わかりやすいのかなと考えて、
今回の記事を書こうと考えました。
今回、私の考えうるコース内での場所と、
その名称を説明していきます。
それらを理解したうえで、少しずつ
ルールの説明をしていきたいと考えています。
ではしばらくの間お付き合いください。
目次
【コースエリアの名称】
ゴルフコースはエリアごとにそれぞれの
名称があります。
それは、芝の種類や長さ、そのままプレー
して良い場所やプレーできない場所、
などによって大きく6つのエリアで構成
されています。
ティーイングエリア
先ずは、私たちがプレーを開始する最初に
たつ場所となります。
ここから放つ最初のショットを
「ティーショット」
と言います。
それは一般的にはティーアップと言って、
ティーというボールを乗せてうつための補助器
をつかってショットを打つので、そう言われて
います。
ルール上はティーアップせずにショットを
しても問題はありませんが、ほとんどの人は
ティーアップをしてショットします。
その
ティーショットをする場所
という事で、
ティーングエリアと言われています。
ちなみに、旧の正式名称は
「ティーインググランド」、
略して「ティーグランド」
と呼ばれていました。
プレーをする時は、今でもほとんどの方がそう
言っていますが、同じ意味ですので、
お間違えの無いようにしましょう。
バンカー
これは人工的に作られた少し深めの砂場です。
地面から芝と土を取り去り、排水工事をして、
そのくぼみに砂を入れて作られています。
入ってしまったら、脱出するために特別な
ショットをしなければいけないので、
最初のうちは出来るだけ避けるようにしたい
ものです。
これはコースの設計者が難易度をあげよう
として、だいたいのゴルファーの打球が
いきそうな場所にうまく設置されていますので、
避けたくても引き込まれるように入る事が
多い場所です。
ですので、ある程度上手くなってきたら、
バンカーショットも練習する
ようにしましょう。
ペナルティエリア
これはサッカーをする人は聞き覚えがある
キーワードだと思います。
サッカーではキーパーが手を使ってボールを
処理して良い場所で、その中で守備側の選手が
反則行為をした場合、攻撃側のチームに
ペナルティキックが与えられますね。
ゴルフではおもに池や川などの
場所を言いますが、他にも海や砂漠、
ブッシュ、ジャングル、溶岩地、崖
などの区域も含まれます。
そこに入った場合、
プレー可能であればそのままプレーしても良い
し、プレー不可能であれば、その1打罰で救済
を受ける事ができます。
ペナルティエリアの境界線には
「赤杭(赤ライン)」と「黄杭(黄ライン)」
とがあり、ぞれぞれ救済措置の仕方に違いが
あるのですが、具体的にはここでは省略しておきます。
新ルールでは、この呼び方が出てきた事により、
これまでの「ウォーターハザード」と「ラテラル」
という名称が無くなっています。
ですが、この旧名称もいまだに口にするゴルファー
は多いと思いますので、その辺は理解しておきましょう。
ベテランであればあるほど、新名称にはなじめない
ものですから。
パッティンググリーン
これは通称「グリーン」と呼ばれているエリアで、
その名のとおり、プレーヤーがパッティングする
為に特別に作られたエリアの事を言います。
このエリアはボールの一部がグリーンにふれて
いればグリーン上のボールとみなされます。
そして、グリーン上のボールであれば、
パッティングの前にマーカーを使ってマークをして、
ボールを取り上げで汚れを拭くことが出来ます。
ここは、ゴルフ場側のコースを管理する専門部署
であるコース管理課の責任者を「グリーンキーパー」
と呼ばれるように、コースの中でも、最も神経を
使い管理する場所でもあります。
ゴルフプレーの中でパッティングの瞬間ほど、
繊細で集中する場面はありません、
グリーン上の少しの傷や痛みがあれば、
その上を通ったボールの転がりがかわり、
大事な場面でカップを外すという事もあるのです。
だからこそ、コース側もその管理には十分注意
をしていますし、私たちゴルファーも
ここは特に大切に扱わないといけない場所
なのです。
グリーン上で走ったり、飛んだり、
足を引きずったりして芝を痛める
ような事は絶対にしないように
しましょう。
アウトオブバウンズ(OB)
さて、これもよく聞くと思います。
通称「OB」と呼ばれます。
「OB」は「卒業生」という意味でなじみがある
と思いますが、ゴルフでは「白杭(白線)」で
仕切られた、OBラインを越えたら、明らかに
そこからはプレー不可能なエリアです。
これも処置の仕方についてはまたの機会にします。
これが出たらとにかく、
諦めて、気分を切り替えて、次に進む
ようにしましょう。
ジェネラルエリア
最後のこれは、これまでの①~⓹以外のエリアの
事を言います。
具体的には、フェアウェイ、ラフ、
使用していないティーイングエリア、
使用していないパッティンググリーン
の事を言います。
これも旧名称は「スルーザグリーン」と
言われていました。
先ずは、この6エリアを憶えておれば良いでしょう。
プレーをする上で、特にプレーヤー同士の会話の中で、
エリアについての共通の認識は持てると思います。
【新旧名称比較表】
新名称 |
旧名称 |
ジェネラルエリア | スルーザグリーン |
ティーイングエリア | ティーインググランド(ティーグランド) |
バンカー | バンカー |
ペナルティエリア | ウォーターハザード等 |
パッティンググリーン | パッティンググリーン |
アウトオブバウンズ(OB) | アウトオブバウンズ(OB) |
※赤文字についてはもう使用しないですが、
ほとんどのゴルファーが慣れ親しんだ名称でもある
ので、そのまま使っている人もいる事は承知して
おきましょう。
それでは今日も素敵なゴルフライフを!
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