『ク』から始まるゴルフ用語集!

ゴルフ用語

ここで紹介するゴルフ用語は

グラスバンカー、クラブ、クラブヘッド、クラブレングス、グランドスラム、クリーク、グリップ、グリーン、グリーンフォーク、クレーム、グロス、クローズドスタンス、クロスハンドグリップ

 

ゴルフ初心者の方の為に、ゴルフで使用する用語の簡単な解説をしています。ルールを理解するにも、気おくれすることなくのびのびとプレー出来る為にも用語を知っておくことはとても大切です。すこしでも興味が持てるように一般的なイメージとゴルフでの使い方を比較しながら説明しています。

 

目次

グラスバンカー

・一般的にはほとんど使う事のないほど、ゴルフ専門用語だと思います。イメージ的には「打たれ弱い銀行員?半沢直樹の逆の人?」てかんじでしょうか。

・ゴルフでは「砂ではなく長めの芝が生えているくぼ地の事」を言います。

コース内でたまに見る事がありますが、そのほとんどが、もともとは砂が入っているバンカーであって、それを改造してグラスバンカーにしたと聞かれます。

難易度は人それぞれですが、「砂の方がうちやすい」方もいれば、「芝だからうちやすい」という方もいるでしょう。芝の長さによって難易度はかなり違ってきます。

違いは、バンカー内でのショットはクラブをソールしてはいけませんが、グラスバンカー内ではソールしても良いという事です。

・使用例 「このグラスバンカーはあごが高くて難しそうだね」

 

クラブ

・一般的には「夜の街?」「部活?」「カニ」というイメージでしょうか。「倶楽部」と書かれると高級会員制の集まりかな?と思ったりもしますね。

・ゴルフでは2つの意味で使用します。主には「ボールを打つための道具の事」もう一つは先程の「ゴルフ倶楽部でゴルフコースの事」を言ったりします。

道具としてのクラブにはいくつかの種類があり、コース内では最大14本のクラブを使用してゲームをすることになります。

・使用例 「クラブ代はいくら?」「レンタルクラブもあるよ」「私はクラブ理事をしています」

 

クラブヘッド

・一般的なイメージは「集団のトップの人?」てかんじでしょうか。日常では使用する事のないゴルフ専門用語だと思います。

・ゴルフでは「ゴルフクラブの先の方にある部分で、ボールと直接コンタクトする部分の事」を言います。

クラブヘッドにはその素材や形状に様々なものがあり、用途に応じて最も適したものとなっています。

・使用例 「買ったばかりのドライバーのクラブヘッドに傷がついてしまって、テンション下がりました」

 

クラブレングス

・一般的にはほとんど使う事のない、ゴルフ専門用語です。「クラブの長さ」かな?てイメージでしょうか。

・ゴルフではルール上で使用する言葉として「パター以外の最も長いクラブで、通常はドライバーの長さの事」を言います。

救済を受ける際の救済エリアの範囲を測る時に、例えば半円をかいたり、距離を測ったりするときに、ドライバーを使って、その長さで決めたりします。

・使用例 「この場合は2クラブレングス以内にドロップしてください」

 

グランドスラム

・一般的には主にスポーツ全般で使う言葉で「主要な大会の優勝を独占する事」の意味で使われますね。

・ゴルフでは「特に世界4大大会(マスターズ、全米オープン、全英オープン、全米プロ選手権)全てを優勝する事」を言います。

特に同一年内にこの4つの大会すべて優勝する事を「年間グランドスラム」と言い、複数年にわたり優勝する事を「キャリアグランドスラム」と言います。

ちなみに、「キャリアグランドスラム」達成者は過去に5人(ジーン・サラゼン、ベン・ホーガン、ゲーリー・プレーヤー、ジャック・ニクラウス、タイガー・ウッズ)だけです。

そして「年間グランドスラム」を達成した人は未だにいません。

両方ともどれだけ凄い事かとわかりますね。

・使用例 「あと一つ、マスターズで優勝したらキャリアグランドスラムだ!」

 

クリーク

・一般的にはほとんど使う事のない、ゴルフ専門用語ですね。

・ゴルフでは2つの使い方があります、一つは「コース内を流れる小川の事」もう一つは「5番ウッドの名称」です。

コース内のクリーク(小川)にボールが入った場合はペナルティエリアの扱いになります。

・使用例 「あそこに見えるクリーク(小川)まで180ヤードだね」「ここはクリーク(5番ウッド)を使って攻めてみよう」

 

グリップ

・一般的なイメージは「筆記用具などにつかう滑り止めのゴム」ではないでしょうか。たまに仕事上で「管理する」と言う感覚で使用する事もありますね。

・ゴルフでは使い方によっては2つの意味があり、一つは「ゴルフクラブの握り部分の事」もう一つは「ゴルフクラブの握り方の事」を言います。

一般的なイメージ同様、ゴルフクラブのクリップもほとんどが素材はゴムで出来ています。

その形状によって2種類あり、「バックラインあり」と「バックラインなし」があります。

グリップの握り方については「インターロッキンググリップ(ストロンググリップ)」「オーバーラッピンググリップ」「ベースボールグリップ(テンフィンガーグリップ)」があります。

・使用例 「君のドライバーのグリップは色が派手だね」「私はドライバーはストロンググリップで握って、アプローチの時はベースボールグリップで握っているよ」

 

グリーン

・一般的なイメージは「緑」「決して顔を出さないけど、良い歌を歌うグループ」てかんじでしょうか。

・ゴルフでは「パッティングをする為に、芝が短く刈り込まれたエリアの事」を言います。

正式には「パッティンググリーン」と呼ばれています。

コース内の様々なエリアの中でも特に「緑色」が濃い部分でもあるのでそういわれているのかと思います。

ここは、パッティングをするという特性上、心を落ち着けて、自分のプレーにも集中しなければいけないし、他人のプレーにも気を使わなければいけないし、施設としても大切に扱わなければいけない場所です。

プロの試合でよくみられるのが、大事なパッティングの時に、静寂から歓声へと一気に変わったり、いろんなドラマが生まれる瞬間の舞台でもあります。

・使用例 「ここのグリーンはよく整備されていて気持ちが良いね」

 

グリーンフォーク

・一般的なイメージは「緑色のフォーク?」て感じでしょうか。日常ではほとんど使われる事のないゴルフ専門用語ですね。

・ゴルフでは「グリーン上に出来たボール痕を直す道具の事」を言います。

フォークのような形をしているので、このように呼ばれています。

先っぽが1本のものと、2本のものとがあります。

自分がグリーンにオンした時に出来た、ボール痕は自分で直してからパッティングするのがエチケットです。

これは、例えば、自分がするパッティングのライン上にボール痕があると、それで軌道がズレて、入るものも、入らなくなってします可能性があるからです。

・使用例 「スタート前に用具のチェック、グリーンフォークも忘れずにポケットに入れておきましょう。」

 

クレーム

・一般的なイメージは「苦情」「改善要求」という感じでしょう。

・ゴルフでも同じように「ルール違反をしたと思われるプレーヤーにその旨を主張する事」の意味で使われます。

これは、言うのも言われるのもいい気分ではないので、ルールはしっかりと守りながらプレーしたいものです。

・使用例 「君の今のプレーに対してはクレームさせていただきます」

 

グロス

・一般的なイメージは調べてみると「全体で、総体で、という意味の英語」となっていますが、個人的には「素の数字」という感覚です。反意語は「ネット」

・ゴルフでは「スコアからハンディキャップを引く前の数字の事」を言います。

ゴルフでは、ネットスコアというものを使います、これは、ゴルフの腕前によるスコアの差が大きくならないように、ハンディキャップをいうものを使って、上手い人からは多く、そうでない人からは少なく、スコアから引くことで、相対的なスコアを平たいものにするのです。

この処理をする前の、要するに何も足さない、何も引かない、その人の素のスコアの事をグロスと言います。

コンペなどで「ベスグロ賞」という賞がありますが、これは「ベストグロス賞」の略で、18ホールのスコアで素のスコアが一番良かった人に贈られる賞になります。

すなわち一番うまい人、その日、最もスコアの良かった人という事になります。

・使用例 「今日のコンペは君にグロスでは勝ったけど、ネットでは負けちゃったな」

 

 

クローズドスタンス

・一般的なイメージは「閉まった姿勢」て感じでしょうか、日常ではほとんど使わないゴルフ専門用語ですね。

・ゴルフでは「両足を結んだ線が、ターゲット方向に対して、交わっている事」を言います。

右利きの人の場合で説明すると、左足が右足よりも前に出て構えている状態、そのとき、両ありを結んだ線はターゲット方向に対して、右側に向いていて、クロスしています。

このままで、素直にスイングしますと、スイング軌道は「インサイドアウト」になって、ボールはフック回転がかかり、左に曲がる球になります。

反対語は「オープンスタンス」

・使用例 「君は極端なクローズドスタンスだね」

 

クロスハンドグリップ

・一般的には「手を交差させて握っている状態」というイメージでしょうか、これも日常ではほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。

・ゴルフでは「右手と左手の位置を反対に握るパッティンググリップの事」を言います。

右利きの場合、パターグリップは左手が上で、右手が下になります。これが一般的だといわれているので、そうしているのですが、それでしっくりこない人は、この両手を逆にして、左手が下、右手が上に構えるのがクロスハンドグリップと言われています。

メリットは、左手を下に握って、左腕が伸ばした状態になったままストローク出来るので、フォローが低く長く出しやすい事です。

また、手首をこねる動きが抑えられるので、ストローク自体が安定するともいわれています。

グリップに関しては、その人にあった握り方があって、それぞれ個性的なのですが、調子の浮き沈みの中で、気分転換で変える事もあり、それで調子が良くなったという場合もあります。

・使用例 「最近クロスハンドグリップにかえてみたんだけど、調子よくてね。3パットの回数が減ったよ」

 

いかがですか?

ゴルフ用語は一般的に使う言葉を違う意味で使用したり、同じような意味で使用したり、専門用語として造語的な要素もあったりして、知れば知るほど面白いですよね。

雑談のネタになる内容もあったと思います。

是非、何かのお役に立ててください。

 

それでは今日も素敵なゴルフライフを!

 

 

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