ここで紹介するゴルフ用語は
傾斜地、携帯品、削り出しパター、月例競技、研修会、研修生
ゴルフ初心者の方の為に、ゴルフで使用する用語の簡単な解説をしています。ルールを理解するにも、気おくれすることなくのびのびとプレー出来る為にも用語を知っておくとはとても大切です。すこしでも興味が持てるように一般的なイメージとゴルフでの使い方を比較しながら説明しています。
目次
傾斜地
・一般的なイメージは「傾いた斜面」という感じでしょう。
・ゴルフでもそのまま「傾いた斜面の事」を言います。
要するに平らな地面ではないという事です。
ゴルフコースは造成時に自然の形状をそのまま利用して作りますので、傾いている場所も当然、残りますし、そこをうまく利用して見た目にも美しいホールを作っています。
ですが、私たちゴルファーにとっては、この傾斜地からのショットが難問となります。
傾斜地からどこを狙ってショットをするかで、4つのスタンスが存在してきます。
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前足下がり
傾斜地を下から上にのぼるように立って、左側に向かってショットをしなければいけません。
これは普通にショットしたら、傾斜の影響でボールは振り切った方向より左側に飛んでいく事になります。
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前足上がり
傾斜地を上から下にくだるように立って、左側に向かってショットをしなけらばいけません。
これは普通にショットしたら、傾斜の影響でボールは振り切った方向より右側に飛んでいく事になります。
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左足下がり(右足上がり)
傾斜地に対して、左足が下になるようにスタンスをとってショットをしなければいけません。
この場合も傾斜の影響により、ボールは右側に曲がる傾向が強いです。
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右足下がり(左足上がり)
傾斜地に対して、右足が下になるようにスタンスをとってショットをしなければいけません。
この場合も傾斜の影響により、ボールは左側に曲がる傾向が強いです。
・使用例 「昨日の雨で芝が濡れているので、傾斜地でのショットは滑らないように注意してするようにしましょう」
携帯品
・一般的なイメージは「携帯しているもの」「携帯電話」という感じでしょうか。
・ゴルフでは「ゴルファーがプレーするときに使用するゴルフ用具の事」を言います。
ルール上では、ティーペグやボールマーカーは携帯品とは言わないが、グローブは携帯品になります。
ちなみに携帯電話については、ゴルフ場内への持ち込みは禁止されてはいませんが、プレー中にはマナーモードにしておくのが、それこそマナーです。
また、最近は携帯アプリでコースのGPSナビが出来たり、ターゲットへの距離が表示される機能の物があったり、スコア入力をして管理出来るものもあって、たいへん便利になっています。
若い人たちの中には、コース内で写真を撮って、加工して、インスタにアップするのが流行っていたりしています。
時代にあった、利用法ですが、くれぐれも進行だけは遅くならないように注意しましょう。
・使用例 「スタート前に携帯品のチェックをしておきましょう」
削り出しパター
・一般的には「削り出し」だけですと、「彫刻」とかのイメージでしょうが、その製法で出来たパターとなると、ほとんど使う事のない、ゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「軟鉄などの塊から削り出して作ったパターの事」を言います。
「ミルドタイプ」ともいわれ、軟鉄やステンレスの一つの塊をミルドマシンにかけて、一つ一つ削り出して完成させるタイプのパターで、その打感は硬めなのが特徴です。
一方、そうでなく、ヘッドに本体とは違う素材の金属や樹脂を埋め込んで作ったパターを「インサートタイプ」と言われたりもします、その打感は柔らかめなのが、特徴です。
・使用例 「スコッティキャメロンは削り出しパターの代表例です」
月例競技
・一般的なイメージは「月に一回の定例協議会」みたいな感じでしょうか。主にゴルフ競技で使用する言葉だと思います。
・ゴルフでは「毎月定期的に開催される競技の事」を言います。
通常では、そのクラブの会員にのみ参加資格は与えられ、会員の交流の場として利用されたり、互いの技術向上の場としても利用されたりしています。
会員数が多いクラブではオフィシャルハンディキャップによって、クラスが分かれている場合もあります。
ちなみに私は所属するクラブでHC15のBクラスです。
・使用例 「これは前回の月例競技で優勝した時のトロフィーです」
研修会
・一般的には「何かを追い求めて自らを高めていく会」「意識高い」というイメージでしょうか。ゴルフ以外でも様々な場所でも存在する会であると思います。
・ゴルフでは「主にゴルフ上のルールやエチケットマナーの事を相互に理解する事で、ゴルファーとしてのスキルアップを目指す会の事」を言います。
クラブによっては研修会メンバーはある程度の腕前とゴルファーとしての資質を備えていないと入会できないシステムになっているところもありますが、最近では、その数は減少傾向にあるようです。
・使用例 「今回の研修会では改正されたルールについての勉強会を行います。」
研修生
・一般的には「門下生」「浪人」「プロを目指している人」のようなイメージでしょうか。
・ゴルフでは「ゴルフ場に所属しながらプロゴルファーを目指している人の事」を言います。
基本的にはゴルフ場のマスター室で勤務しながら、キャディ業務もしながら、プロを目指して練習をしています。
アマチュアとしての資格はなく、プロでもないので、研修生のみ参加が許可されている協議会にしか参加できません。
・使用例 「彼は研修生ですからプロテストに合格するまで頑張ってほしいですね」
いかがですか?
ゴルフ用語は一般的に使う言葉を違う意味で使用したり、同じような意味で使用したり、専門用語として造語的な要素もあったりして、知れば知るほど面白いですよね。
雑談のネタになる内容もあったと思います。
是非、何かのお役に立ててください。
それでは今日も素敵なゴルフライフを!
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