ここで紹介するゴルフ用語は
タイ、ダウンスイング、ダウンヒルライ、ダウンブロー、ダッグフック、ダッファー、タップイン、ターフ、ダフる、ダブルボギー
ゴルフ初心者の方の為に、ゴルフで使用する用語の簡単な解説をしています。ルールを理解するにも、気おくれすることなくのびのびとプレー出来る為にも用語を知っておくことはとても大切です。すこしでも興味が持てるように一般的なイメージとゴルフでの使い方を比較しながら説明しています。
目次
タイ
・一般的には「東南アジアにあるタイ王国」「スポーツの順位で同順位の事」てイメージでしょうか。
・ゴルフでは「同じスコアの事」を言います。
表記の仕方としては「3T」と書いて「3位タイ」と通常呼ばれています。
・使用例 「今回のコンペは2位タイが3名いましたので、年齢順で決めさせて頂きました」
ダウンスイング
・一般的にはほとんど使われる事のないゴルフ専門用語ですね。ですが、なんとなく「下ろしながらのスイング」かと、イメージ出来ると思います。
・ゴルフでは「トップからインパクトまでの間のスイングの事」を言います。
スイングのモーションを分解した時に、ここが一番「力が入る」ところではないでしょうか?
「ボールを遠くに飛ばしたい」「ボールを強く打ちたい」と思うと、自然と力が入るものです。
ゆえに、スイングが乱れる要因はこの瞬間におこる確率が高いと私は思っています。
この時に大事な事はいかに「クラブヘッドの重さを感じる事が出来るか?」という事だと思います。
私は最近、トップの位置で一瞬だけ「グリッププレッシャーを緩める」事を意識しています。
そうすると、クラブヘッドの重さを感じられて、重力で下に落下しようとする事が感じられて、あとは自然落下にまかせてボールの位置までヘッドを誘導したら、あとはインパクトの瞬間に少しだけ前に押し出す力をクラブに伝えるとヘッドが走るような感覚になります。
これも、「前傾姿勢が維持出来ていて」「ハンドファースト」「左足体重」「ビハインドザボール」になっていてヘッドスピードが最大化すると感じています。
・使用例 「今のはトップからダウンスイングへの切り替えしが早かったね」
ダウンヒルライ
・一般的にはほとんど使わないゴルフ専門用語ですね。何となく「下っている」というイメージでしょうか。
・ゴルフでは「(右利きの人が)左足下がりになるような下り傾斜の事」を言います。
主に海外で使われる言葉で、日本では「ダウンヒル」や「左足下がり」と表現します。
特に広いグリーン上で「ダウンスロープ」とか表現されることがあります。
・使用例 「ここはダウンヒルライだから、力加減に気をつけてね、ソフトに打ちましょう」
ダウンブロー
・一般的にはほとんど使われないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「クラブヘッドがスイング軌道の最下点に到達する前にボールを捉える打ち方の事」を言います。
イメージ的にはボールに対して上から叩きつけるようにボールを打つイメージです。
メカニズム的には、スイング軌道の最下点の前にボールとコンタクトするので、上から下へのカット軌道となり、ボールには更に強烈なバックスピンがかかるようになります。
その結果、ボールは高く上がり、着弾してからの転がりがバックスピンにより抑制されて、ランが出ない状態になります。
バックスピンのかかり具合によっては、ボールが後ろに転がることがあります、よくプロのプレー中にグリーン上でボールが着弾してからバックするのはこれが原因です。
もう一つの特徴としてはダウンブローでショットした後はその場所の芝がめくれてします現象が起こります。これで出来た穴の事を「ターフ」といいます。
自分が作った「ターフ」は自分で砂をいれてケアするようにしましょう。
ちなみに、私レベルでは上手くダウンブローで打てていないので、ターフはとれません。
・使用例 「上手くダウンブローで入ってますね」
ダッグフック
・一般的なイメージは「アヒルがフックを打っている」て感じでしょうか。
・ゴルフでは「急角度に曲がるフックボールの事」を言います。
そして距離も出ない、直ぐ近くに着弾してしますので、言葉の通り「アヒルの足のように短いフックボール」と言われているのでしょう。
麻雀の稗になぞらえて「チーピン」とか、「ひっかけ」とか呼ばれる事もあります。
気持ちの悪いミスショットです。
これは、インパクトの瞬間にクラブヘッドがボールに対して極端に閉じた状態で当たった事により起きる現象です。
・使用例 「3番ホールのティショットでのダックフックでのOBさえなければ今日のスコアはもう少し良かったのに」
ダッファー
・一般的には「男性に人気のファッションブランドDUFFER」のイメージでしょうか、それ以外ではほとんど耳にする事のないゴルフ専門用語です。
・ゴルフでは「へたなゴルファーの事」を言います。
初心者の事で、「Duffダフ」は打ち損ねの事を言います。
ダッファーとはあまりいい意味ではないので、正直私も使った事はありません。
ただし、ショットの瞬間にボールの手前にクラブが着地してしまって、ボールに上手く当たらない時に「ダフった」とよく言います。
もしかすると、ブランド名もこれ(自分はゴルフ初心者であるという自虐的なニュアンスを込めたメッセージ)が由来かもしれませんね。
・使用例 「私はダッファーですので、ハンデをたくさん下さいね」
タップイン
・一般的にはほとんど聞かれないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「ホール近くに止まったボールをパターで軽くたたいてホールアウトさせる事」を言います。
次の一打で間違いなく入れられる場合にのみするように心がけましょう。
タップインで外す事は恥ずかしくもあり、客観的にふざけていると誤解をされる可能性もあります。
また、気の合う仲間同士とのゴルフ中に、「OK」をもらった時にタップインをする人がいますが、これも出来ればやめましょう。
この場合は、「プレー進行への配慮」と「相手への思いやり」と「敬いの気持ち」があって「OK」しているわけですから、そのご厚意にはタップインせずに速やかにボールをピックアップしてホールアウトする事が礼儀であると思います。
・使用例 「タップインするつもりが入らない時、あれは恥ずかしいよね」
ダフる
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「ショットの際にボールの手前の地面をたたいてしまうミスショットの事」を言います。
これは、クラブフェースが直接ボールに当たらないので、当然、打球には勢いはなく、距離は全くでなくて、手前に着弾してしまいます。
原因は色々とあるのですが、私が「ダフる」時の多くは、「アーリーリリース」にあります。
これは、ダウンスイングの際に、トップで出来たコックの角度がインパクトの前にほどけてしまい、手首がのびてしまう現象です。
もう一つは、「ヘッドアップ」と呼ばれる、インパクトの直前に視線と顔の向きがボール方向から外れてしまい、最下点の位置がずれる事です。
私の場合、これがたまに起きて「ダフる」事になるので、これが出た以降はしばらく意識してショットするようにしています。
反対語は「トップ」
・使用例 「こんなところでダフるなんて、もったいない」
ダブルボギー
・一般的にはほとんど使われないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「基準打数より2打多い打数の事」を言います。
通常「ダボ」と言ったりします。
オーバーした打数により1打が「ボギー」2打が「ダブルボギー」3打が「トリプルボギー」と言います、4打以上は残念ながら呼び名はありません。
また、OBを打ちますと、その時点で2打は付加されますので、OBを出して「ダブルボギー」でホールアウトする事を俗に「OBパー」、OBを出して「ボギー」でホールアウトする事を「OBバーディー」と言って、ピンチをしのいだという意味で賞賛して使うことがあります。
・使用例 「それまでパーでしのいでいたのに、最後のホールでダブルパーを叩いてしまった事が悔やまれる」
いかがですか?
ゴルフ用語は一般的に使う言葉を違う意味で使用したり、同じような意味で使用したり、専門用語として造語的な要素もあったりして、知れば知るほど面白いですよね。
雑談のネタになる内容もあったと思います。
是非、何かのお役に立ててください。
それでは今日も素敵なゴルフライフを!
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