ここで紹介するゴルフ用語は
トゥ、動物、動物の穴、ドッグレッグ、トップ、ドライバー、ドライビングアイアン、トリプルボギー、ドロップ、ドロップゾーン、ドローボール
ゴルフ初心者の方の為に、ゴルフで使用する用語の簡単な解説をしています。ルールを理解するにも、気おくれすることなくのびのびとプレー出来る為にも用語を知っておくことはとても大切です。すこしでも興味が持てるように一般的なイメージとゴルフでの使い方を比較しながら説明しています。
目次
トゥ
・一般的には「つま先」「ウルトラマンが宇宙に帰る時に叫ぶ言葉」てイメージでしょうか。
・ゴルフでは「クラブフェースの先端の事」を言います。
その通り、クラブを人間の足の部分に例えると、つま先にあたる部分の事を言っています。
反対は「ヒール」で「かかと」の事を言います。
ギア効果の説明でお話ししましたが、クラブのトゥにボールが当たると、ドロー回転がかかりボールは右から左に曲がっていきます。
また、ライの悪い場所からのアプローチショットで、あえてこのトゥに当てる事でクラブの抜けをスムーズにしてボールに抵抗なくコンタクトできるようになります。
・使用例 「今のショットはトゥに当たっていたね」
動物
・一般的には「人間以外の生き物で、哺乳類に属する生物を示すことが多い」というイメージでしょうか。
・ゴルフでは「人間以外のすべての動物の事」を意味します。
コース内で出くわす事のある、哺乳類、鳥類、は虫類、両生類、昆虫、ミミズ、等を言います。
ちなみに私がこれまでゴルフコース内で遭遇した動物としては、思いつく限りでは以下のとおり、
サル、イノシシ、鹿、モグラ、ミミズ、蛇、ハブ、ハクビシン、タヌキ、キツネ、リス、猫、犬、フナ、水鳥、アヒル、カラス、でしょうか。
この中で、サルとカラスにはご注意下さい、サルは近づいたりちょっかいをだしたりするとたまにナーバスな時には攻撃的になる事があります、カラスもカートの中にあるものをくわえて飛んで行ってします事がありますので、カートの中には貴重品は置かないようにしておきましょう。
私の知り合いはカートに置いてあった携帯電話が入ったケースごとカラスに取られてしまった人がいました。
他にも危険な動物がいたりしますので、むやみに近づくことはしないようにしましょう。
・使用例 「(ボールがカラスに取られて紛失した時)同伴者も確認していますし、動物による紛失球なので無罰で、あっただろうという場所からプレーしても良いですよ」
動物の穴
・一般的には「モグラの穴やミミズの穴」をイメージするでしょう。
・ゴルフでは「動物が地面に掘った穴の事」を言います。
また、穴から掘り出したものや、穴によって盛り上がった地面、あなに通じるけもの道や痕跡の事も言います。
ただし、昆虫やミミズの穴は除きます。
これらにボールがある場合には無罰で違う場所から打ち直す事が出来ます。
ちなみに、動物の足跡は穴には該当しないのでそのままプレーですので注意しましょう。
ただしこれは厳格なルール上での話で競技とかに出る人は理解しておかなければいけませんが、初心者の場合はどうしても難しい状況の時には同伴者に確認してもらって打ちやすいばしょから打ち直すようにしましょう。
・使用例 「そこはモグラの穴の後だから無罰でボールを動かして良いですよ」
ドッグレッグ
・一般的には「犬の足」てイメージでしょうか。
・ゴルフでは「フェアウェイが犬の足のように左右に大きく曲がっている事」を言います。
このようなホールではティーインググランドに立ったところからグリーンは見えないもので、いわいる、ブラインドホールになっている事が多いですね、
曲がり具合と距離にもよりますが、この時に曲がっているところを越えてショートカットを目指して攻めるのもありです。
しかし、打球が最後まで確認できないというのは危険な事ですので、こういうホールでのショットは慎重にするようにしましょう。
基本は「見えるところに打つ」という事を心がけていたら大丈夫でしょう。
・使用例 「このホールは左ドッグレッグだから、グリーンはここからは見えないけれど左方向にあるでしょう」
トップ
・一般的には「1位」「最上位」という良いイメージでしょう。
・ゴルフでは「ボールの頭をたたいてしますミスショットの事」を言います。
反対語は「ダフリ」といい、ボールの手前の地面をたたいてしますミスですが、この二つの原理は実は同じで、トップもボールの手前に最下点が来てしまっていて、この時にクラブのソールが地面につかないで、上昇する途中でボールの頭にあたってします事でトップが起こります。
トップがでた時のボールをトップボールと言い、上がる事はなく、地面をはいつくようにして転がっていきます。
打った瞬間は空振りのような感触で、気恥ずかしい感じになりますね。
・使用例 「ここでトップをうつなんて、もったいない」
ドライバー
・一般的には「車の運転手」「タクシーの運転手やF1の選手のようなプロの運転手」のイメージでしょうか。
・ゴルフでは「1番ウッドの事」を言います。
持っているクラブの中で最も長く飛距離の出るクラブです。
私の一番好きなクラブです。
ティーショットで使用するのですが、ドライバーショットが調子よければ、たとえスコアが悪くてもその日のラウンドは気持ちが良いものです。
・使用例 「このロングホールは幅も広いのでドライバーで思いきり打って良いですね」
ドライビングアイアン
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「1番アイアンの事」を言います。
アイアンの中で一番ロフトが立っていて、高さは低くライナー性の打球で、最も飛距離の出るクラブですが、そのコントロールは難しく、高さを出して飛ばすにはある程度の力がないと上手く打つ事はできません。
・使用例 「ほう、君はドライビングアイアンを持っているんだね。はい、主にティショットの際にティーアップして打っています、あとは距離の必要なチップショットの際に使います」
トリプルボギー
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「基準打数より3打多いスコアの事」を言います。
「トリ」と言ったりもします。
このあたりからを「大たたき」に入ってきますので、初心者のうちは気にすることはないのですが、90切り、80切りを目指す時にはやってはいけないミスになりますね。
・使用例 「5番ホールでのトリプルボギーは悔やまれるね」
ドロップ
・一般的には「あめ玉」「品川ひろし監督の映画」てイメージでしょうか。
・ゴルフでは「ボールを地面に落とす事」を言います。
これまでのルールではボールをリリースする際には、肩の高さからドロップしなければいけませんでしたが、新ルールでは膝の高さからドロップするようになりました。
その昔は後ろ向きに肩越しに落としていたとの事です。
膝の高さからドロップする事によって、プレーヤーの身長差による不公平感さが緩和され、バンカーなどで目玉になる可能性も低くなったというメリットがあります。
・使用例 「新ルールでは膝の高さからドロップしていい事になりました」
ドロップゾーン
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「競技委員会やクラブが設定した特別な救済エリアの事」を言います。
ドロップゾーンが使用できる場合とは、例えば、目的外グリーンや異常なコース状態である場所、ペナルティエリアなどで、通常の救済の選択肢では支障がある場合に限ります。
・使用例 「そこに入った場合はドロップゾーンから打って良いですよ」
ドローボール
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「ボールが落下する際にゆるく左に曲がるショットの事」を言います。
反対は右に曲がる「フェードボール」といいます。
よく、「フック」と「スライス」、「ドロー」と「フェード」という使い分けをします。
その曲がり具合で使い分けます。
程度が大きいのが「フック」と「スライス」です。
どちらかと言うとミスショットの部類に入ります。
「フック」は上昇するときから左に曲がっていて、最後まで曲がり続けます、結果的に大きく左に外れてしまいます。
「スライス」は上昇するときから右に曲がっていて、最後まで曲がり続けます、結果的に大きく右に外れてしまいます。
これに対して、
「ドロー」は真っすぐ上昇して、左に曲がりながら落下していきます、結果的に少しだけ左に外れます。
「スライス」は真っすぐに上昇して、右に曲がりながら落下していきます、結果的に少しだけ右に外れます。
初心者の内は、これらの球種がたまたまた出る事がありますが、上手くなってくるとこれらを打ち分ける事が出来るようになり、ゴルフの戦略の幅が広がります。
・使用例 「ここは左からの風があるので、ターゲットに向かってドローボールを打てば丁度いい感じですね」
いかがですか?
ゴルフ用語は一般的に使う言葉を違う意味で使用したり、同じような意味で使用したり、専門用語として造語的な要素もあったりして、知れば知るほど面白いですよね。
雑談のネタになる内容もあったと思います。
是非、何かのお役に立ててください。
それでは今日も素敵なゴルフライフを!
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