ここで紹介するゴルフ用語は
ニーアクション、ニアピン、ニアレストポイント、握り
ゴルフ初心者の方の為に、ゴルフで使用する用語の簡単な解説をしています。ルールを理解するにも、気おくれすることなくのびのびとプレー出来る為にも用語を知っておくことはとても大切です。すこしでも興味が持てるように一般的なイメージとゴルフでの使い方を比較しながら説明しています。
目次
ニーアクション
・一般的には「膝の動きの事」ですが、日常的にはほとど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「ショットの際の膝の動きの事」を言います。
これはスイング理論の話になるので、正しい「ニーアクション」に関しては諸説ありますし、自分の体に合ったスイングが一番良いと思いますので、あくまで参考にして頂けましたら幸いです。
スイング中の膝の動きに関して私が一番重要だと思うのは、膝の体に対しての位置です。
膝を足というふうに一つのパーツと考えますと、膝は体の中で一番地面に近い、地面と連結されている部分であるという事でしょうか。
それゆえ、スイング中の体の安定性を考えると最も重要なパーツでもあると言えます。
テクニカルな事も大切なのですが、フィジカルな部分で、やはり、この下半身というものは鍛えておいて損はありません。
『アマチュアゴルファーに筋トレは必要か?』でも説明したのですが、ゴルフで必要な筋肉は下半身であると胸を張って言えます。
ゴルフスイングを円運動と例えますと、体はその中心部であり、その中心がスイング中にブレる事になりますと、ヘッドスピードもミート率も下がります。
そして、その中心点を横から見た時に体の中心と頭の位置とがズレないようにする事が中心をブレさせない為に重要な事になると考えています。
頭の位置を体の中心とをブレさせない為に、体中の力を使って、構えた状態を変えないでスイングする事も中心をずらさないという事になるのでしょうが、それではクラブを強く早く振る事は出来ません。
スイング中に膝はある程度動きを伴いながら、体の中心と頭の位置をずらさないようにしています。
そして、スイング中は上半身は出来るだけ必要最小限の力だけを使って、脱力している方がいいので、下半身の力を使って、円運動をするべきなのです。
私がスイング中に膝の感覚で意識している点は一つだけ。
「内転筋に力をいれて、股関節を構えた位置で固定するようにスイングする事」です。
これを意識すると、バックスイングの時に右にズレそうになる膝を構えた状態で維持しようする力を入れる事になります。
そして、ダウンスイングからインパクトに向かう時に左にズレそうになる膝を構えた状態で維持しようとする力を入れる事になります。
これが結果的に地面と体とをしっかりと連結させて、なおかつスイング中に体の中心と頭の位置とをずらさない動きになります。
動かさない為の力の入れ方とも言うべきでしょうか。
・使用例 「正しいスイングをする為には正しいニーアクションが大切です」
ニアピン
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「ショートホールで第一がどれだけピンに近いかを競う事」「最もピンに近いところにボールが止まっている事」を言います。
コンペなどで「ニアピン賞」という賞を設定して、その日の指定されたホールで最もピンに使づけた人を賞賛する事もあります。
ちなみに通常は、グリーンに乗っていないとニアピンの権利は無い事になっています、コンペでも誰もティーショットでグリーンに乗らなければ、その時は権利者なして賞は誰にも与えられません。
また、一番近づけたにも関わらず、ワンパットで入れなかったら、権利はく奪という厳しいルールの場合もあります。
・使用例 「今日のコンペではホールのニアピンをするので、ニアピンフラッグを4本準備しておいてくれ」
ニアレストポイント
・一般的には「最も近い場所」というイメージでしょうが、ほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「規則に基づいてボールを拾い上げ、ドロップやプレースを行うときに、その基点となる地点の事」を言います。
基本的には、動かす場所からボールを打つ事が可能な最も近い場所の事を言います。
救済を受ける場合には、そこを基準点にしてそこから1クラブレングス、2クラブレングスの半円の範囲内で救済エリアを設定します。
・使用例 「そこはスタンスがカート道にあたっているから、先ずはホールに近づかないニアレストポイントを決めて、そこから1クラブレングスの半円の範囲内でボールをドロップして無罰でプレーして良いですよ」
握り
・一般的には「お寿司」「グリップ」てイメージでしょうか。
・ゴルフでは「賭けの事」を言います。
賭博行為にあたる事なので、公言する事をはばかる事から、その隠語として使われています。
賭けについては「これくらいの金額なら良いのでは?」とか「握りをしないとゴルフは上手くならないよ」という色んな方がいます。
それらの意見をもちろん尊重はしますが、私個人としてはゴルフでの「握りは」しません。
誘われても丁重にお断りします。
これは私個人の考えですが、カードやマージャンでのかけ事は出来ても、ゴルフでするのはなんとなく気が引けるというのは本音です。
ゴルフへの冒涜とまではいきませんが、そんな感じがしてしまします、では、カードゲームもマージャンではその感覚はないのか?と言われますと、返す言葉はないのですが、、、
ですが、周りには昔からゴルフをしながら少しでも「握る」事が好きなシニアゴルファーがいますので、その方に誘われたら、初めからくれてあげるつもりで受けてあげるのも相手への気配りかもしれませんね。
とにかく、かけ事はほどほどにしましょう。
・使用例 「今日はスクラッチで握りましょうか」
いかがですか?
ゴルフ用語は一般的に使う言葉を違う意味で使用したり、同じような意味で使用したり、専門用語として造語的な要素もあったりして、知れば知るほど面白いですよね。
雑談のネタになる内容もあったと思います。
是非、何かのお役に立ててください。
それでは今日も素敵なゴルフライフを!
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