『ヌ』から始まるゴルフ用語集!

ゴルフ用語

ここで紹介するゴルフ用語は

抜くショット、抜け

 

 

ゴルフ初心者の方の為に、ゴルフで使用する用語の簡単な解説をしています。ルールを理解するにも、気おくれすることなくのびのびとプレー出来る為にも用語を知っておくことはとても大切です。すこしでも興味が持てるように一般的なイメージとゴルフでの使い方を比較しながら説明しています。

 

目次

抜くショット

・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。

・ゴルフでは「フォロースルーで左ひじをたたまずに、フェースを閉じずに打つショットの事」を言います。

これは、フォロースルーで、左わきを開けて肘を曲げてハンドファーストでクラブを左にそのまま振っていくようなイメージでスイングする事です。

左に引っ掛けたくない時や、ラフからのショットの時に有効な打ち方です。

スイング軌道的にはアウトサイドインで、ボールに対してはカットうちのようになります。

アプローチショットではあえてフェースを開き、カット軌道でクラブフェースのヒールからトゥにボールを滑らすように打つ事で、高くてスピン量のあるボールが打てて、柔らかいピッチショットが打てます。

このうち方は悪い打ち方であるという人もいますが、ジョーダンスピースはこのうち方でメジャータイトルを取っているのですから、一概に悪いとは言えないようです。

また、インテンショナルスライスを打つ時にそのうち方で振るショットした場合のフィニッシュは独特なフォームになります。

タイガーウッズや石川遼選手が強烈なインテンショナルスライスを打つ時は、全力でこの「抜くショット」をするので、通常だとフィニッシュでクラブと腕で自分の首を絞めるような形になるのですが、自分の顔の前に腕もクラブのあるような形になっています。

このとき、最後はクラブが自然に静止するというより、自分の力でクラブを止めている感じが見受けられます。

すなわち、このうち方は、とても体に悪い打ち方であるという事がいえると思います。

そういう意味では、スイングは自然な動きにのっとって、クラブの特性に合わせてショットするのが体にも無理をささずにショットできる打ち方であると言えるのでしょう。

このうち方をするなら、アプローチなどのショートゲームの際にする事をお勧めします。

・使用例 「ここでは上手く抜くショットでボールを打ちたいところですね」

 

抜け

・一般的には「仲間から抜ける」「いち抜け」「栓抜き」てイメージでしょうか。

・ゴルフでは「ショットの際のインパクト後のヘッドの走りの事」を言います。

ゴルフクラブはボールを打つために作られた道具で、その中でもクラブフェースはボールに直接あたる時に、反発で飛距離を高めて、抵抗でスピン量を増やして、ロフト角度で打ち出し角度を調整したりしています。

なので、クラブフェースとボール以外との抵抗が無ければ、クラブは自然と「抜け」ていくのですが、実際はそうはいきません。

実際には、ダウンブローでインパクトした場合、ボールを捕まえた後に地面と接して、ターフをとっていきます、その時の抵抗で「抜け」が阻害されます。

また、ラフにあるボールを打つ場合には、ボールとコンタクトする前に芝がクラブフェースにあたり、そののちにボールとコンタクトする事になり、これも抵抗になってクラブの「抜け」を阻害する事になります。

状況によってはインパクトの瞬間にクラブを止めて打つショットもありますが、基本的にショットは「抜け」は必要で大切です。

飛距離にも方向性にもこの「抜け」といのは重要な要素となります。

フォロースルーという言葉がありますが、このフォロースルーの勢いと向きは特殊な打ち方を除いては、ほぼ打球の強さと方向性に一致します。

特にトラブルショットの類では、とにかくこの『抜け』を意識してスイングするように心がけたいですね。

例えば、バンカーショットの場合、スタンスを広くとり足を砂に少し沈めて体を安定させて、「クラブフェースを開いて」ボールの手前をソールでたたきつけるように打って、エクスプロージョンショットを打ちますね。

この時に上手く行けば、何の抵抗感もなく砂だけをバンスが爆発させてクラブはきれいに「抜け」ていくはずです。

ラフでのショットもそうです、出来るだけフェースを開いて、ボールをすくいあげるようにして打つと、きれいに「抜け」でラフから脱出する事が出来ます。

つまり、「抜け」を良くするためには、クラブフェースを開いてスイングすると上手く行くという事です。

そうする事で、クラブフェースとボール以外の障害物との抵抗を少なくして打つ事ができるからという事です。

その分、高さがでで、飛距離は小さくなるという事を考えて、トラブルショットの場合は、あえて大きいクラブでフェースを開いて打つという事をするのです。

・使用例 「ここのラフは芝が長いので普通に打ったらクラブが抜けない感じだね」

 

 

いかがですか?

ゴルフ用語は一般的に使う言葉を違う意味で使用したり、同じような意味で使用したり、専門用語として造語的な要素もあったりして、知れば知るほど面白いですよね。

雑談のネタになる内容もあったと思います。

是非、何かのお役に立ててください。

 

それでは今日も素敵なゴルフライフを!

 

 

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