ここで紹介するゴルフ用語は
ノータッチ、ノックダウンショット
ゴルフ初心者の方の為に、ゴルフで使用する用語の簡単な解説をしています。ルールを理解するにも、気おくれすることなくのびのびとプレー出来る為にも用語を知っておくことはとても大切です。すこしでも興味が持てるように一般的なイメージとゴルフでの使い方を比較しながら説明しています。
目次
ノータッチ
・一般的には「触らないで」「なんか嫌われたかな?」というイメージでしょうか。
・ゴルフでは「インプレー中はボールに一切触らない事」を言います。
ゴルフは「あるがまま」というのが原則ですので、ボールもそのままの状態でプレーするというのが基本です。
ティーショットでティーアップする時と、グリーン上にのせて自分の番ではない時にマークをしてピックアップするとき以外はボールに触れる事はできません。
ただし、これは厳格なルールのもとでプレーするプロの試合とか、アマチュア競技の場合の話として理解しておいた方が良いでしょう。
その日の同伴者と確認をして「6インチプレース」を積極的に使う事を私はお勧めします。
特に初心者のうちは、ボールのライ(状態)が悪い時は同伴者に必ず了解を得て、ライの良い場所でプレーするようにした方が良いです。
ライの良し悪しはショットに大きく影響してきます。
場合によっては打ち方を工夫してショットする事が要求されます。
初心者のうちはライによって、特別なうちかたをするようなテクニックはないと思われますし、構えた時の気持ちが違ってきます。
特にデボットに入った時の気持ちたるや、不運な自分を嘆いたり、そのデボットを作って砂を入れる事をしなかった見えないプレーヤに対して怒りを感じたりする事もあります。
ちなみに、私がベストスコアを出した時は、上がりの一つ前のロングホールで、セカンドショットとサードショットが続けてデボットに入った事がありました。
その時は、ベストスコアが出そうだったので、あえて我慢してそのままプレーしましたが、あの時「6インチプレース」をしていたら、もっといいスコアが出ただろうと思っていますが、その時の自分はそんな状況でも我慢して心を落ち着けて冷静にプレーする事が出来ていました。
やはり、ベストスコアが出る時というのは、心身ともに充実していたのでしょう。
・使用例 「今日のプレーはノータッチでやりましょう」
ノックダウンショット
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「低い弾道のショットの事」を言います。
風が強い時の風上に向かってのショットや、障害物の下をくぐりぬける為のショットの時に打ちます。
打ち方はボールを両足の真ん中から少し右側において、クラブフェースのロフト角を立てた状態でボールにぶつけていくイメージです。
極力下半身の動きをおさえて、バックスイングはコンパクトにして、フォロースルーはターゲット方向に対して低く長くとるようなイメージでショットします。
上手く行くと、ボールにスピンがあまりかからずに、低空でライナー性の球になって、ターゲット方向に向かって強い勢いで飛んでいく球になります。
ショットの際に気をつける事は、フォローをしっかりとるように意識する事、通常のショットよりもインパクト後の頭を残すのを気持ち長めにする事でしょうか。
通常とは違い、ライナー性でターゲット方向に飛んでいくので、早く結果が見たい気持ちが強くて、ヘッドアップしやすいのですが、そこは辛抱して、頭を残すようにしましょう。
通常よりはボールにコンタクトするタイミングがシビアになる為です。
スイング軌道上、線よりも点に近い感覚になるからです。
「パンチショット」とか「スティンガーショット」と言われたりもします。
スティンガーショットはタイガーウッズの得意とするショットの一つで、彼が一番得意クラブと言っている3番ウッド(スプーン)やロングアイアンでうっているシーンはめちゃくちゃかっこいいですね。
彼のショットは特に低空で地を這う弾道ミサイルのようにボールが飛んでいき、途中からそれが上昇を始めて着弾するという、私からすれば「神業」のようなショットです。
憧れますね、やってみたいものですが、低い球を打つだけなら、ロフトの立ったクラブで、ゆっくりと振ってみるだけで打てます。
ロフト角度により打ち出し角度は低くて、ゆっくり振る事でスピン量を減らし、ボールを上がらなくする事が出来ます。
ゆっくり振る事でミスも減らすことが出来ます
・使用例 「ここはノックダウンショットで攻めていきたいですね」
いかがですか?
ゴルフ用語は一般的に使う言葉を違う意味で使用したり、同じような意味で使用したり、専門用語として造語的な要素もあったりして、知れば知るほど面白いですよね。
雑談のネタになる内容もあったと思います。
是非、何かのお役に立ててください。
それでは今日も素敵なゴルフライフを!
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