ここで紹介するゴルフ用語は
パー、パーオン、パス、パター、バックスイング、バックスピン、バクティー、パット、バッフィー、バーディー、パートナー、ハーフ、バンカー、バンカーショット、ハンディキャップ、ハンドファースト
ゴルフ初心者の方の為に、ゴルフで使用する用語の簡単な解説をしています。ルールを理解するにも、気おくれすることなくのびのびとプレー出来る為にも用語を知っておくことはとても大切です。すこしでも興味が持てるように一般的なイメージとゴルフでの使い方を比較しながら説明しています。
目次
パー(Par)
・一般的手にほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「ホールの基準打数の事」を言います。
ラテン語で「等しいもの」という意味らしいです。
パーの数はホールの長さによって、基本的にパー3、パー4、パー5に分かれます。
その距離が反映されてか、パー3のホールを「ショートホール」、パー4のホールを「ミドルホール」、パー5のホールを「ロングホール」と言います。
全てのホールをパーでホールアウトした場合を「パープレー」と言います。
・使用例 「ナイスパー!」
パーオン
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「そのホールの基準打数よりも2打少ないスコアでグリーンに乗せる事」を言います。
基本的には、グリーンに乗ったら2打(2パット)でカップインするという仮定の下で、そう呼ばれています。
すなわち、パー3では1打でグリーンに乗せる事、パー4では2打でグリーンに乗せる事、パー5では3打でグリーンに乗せる事になります。
パーオン出来れば1パットでバーディーですし、2パットでパーになるので、チャンスが広がります。
ですが、安心してください、実はプロでもパーオンする確率というのは決して高くはない(プロはピンや乗せたい場所をデッドに狙った結果なのですが)のです、なので、先ずはパーオン+1打くらいでグリーンを狙うようにすれば気持ちも楽になります。
パーオン出来なくてもアプローチで寄せて1打でパーをとる事(寄せワン)も出来るのですから。
・使用例 「ナイスパーオン!この距離ならバーディーも狙えますね!」
パス
・一般的には「合格」「通行許可証」「球技で味方にボールを渡す事」「とばす事」等のイメージでしょうか。
・ゴルフでは「後続の組を先に行かせる事」を言います。
クラブ競技の時によく見かけます、一日で36ホール回らなければならない時に競技員が前組にお願いして、次から次に先に行かせるのです。
また、進行が遅くて前の組と1ホール開けてしまっていて、なおかつ後続組を待たせている時には後続組をパスさせてあげます。
・使用例 「後ろの組は2バックで上手い人たちなのでパスさせましょう」
パター
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「主にグリーン上で使う道具の事」を言います。
このクラブでするショットをパッティングと呼びます。
長さや、ヘッドの形、ヘッドの製造方法、フェースの素材、ネックの形などによって多くの種類が存在します。
・使用例 「私はマレット型のパターを使っています」
バックスイング
・一般的には「野球のバッティングで打つ前にバックにバットを引く事」というイメージでしょうか。
・ゴルフでは「クラブを後ろに引き上げる動きの事」を言います。
私が気をつけている事は、バックスイングをゆっくり行うという事です。
私の場合、ミスショットの多くはバックスイングがはやくて、オーバースイングになったり、トップの位置が安定しない事で起きてしまいます。
飛距離を伸ばす為にバックスイングをはやくするスイングもありますが、この場合、方向性とミート率が安定しません。
自分にあったバックスイングのはやさというものを身に付けたいものですね。
・使用例 「今のはバックスイングがはやかったらミスショットになったんだね」
バックスピン
・一般的には「球技でボールが飛球方向と逆に回転をする事」というイメージでしょうか。
・ゴルフでも同じように「ボールが飛ぶ方向と逆に回転する事」を言います。
ゴルフの場合、ボールの表面にディンプルという小さなへこみがあります、これが空気抵抗を起こして、バックスピンがかかると、空中でボールを上昇させる力となります。
また、バックスピンが残ったまま、グリーン上に着弾しますと、その逆回転により、ボールは進行方向と逆方向に転がります。
これを利用して、ボールを効率よくターゲットに近づけるのですが、上手いことピンの奥に着弾してバックするのは良いのですが、たまに、ピン手前に着弾してバックしていくのは悲しい瞬間ですね。
・使用例 「今のアプローチショットはバックスピンがかかっていて最高だったね!」
バックティー
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。逆に読むならすぐにでもイメージできるのですが。
・ゴルフでは「通常使うレギュラーティーよりも後方にあるティーイングエリアの事」をいいます。
主に青色のティーマークを使います、クラブの競技会でもローハンデの選手や上級者のプレーヤーが使います。
一概に距離が長いというだけではなく、設置されている位置によってはホールのロケーションが違ってみえたり、レギュラーティーでは無かった障害物がある場合もあります。
・使用例 「私はまだバックティーでプレーできる腕前ではありません」
パット
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「グリーン上でパターを使ってボールを転がす事」「パターによる打数の事」をいいます。
これはゴルフのゲームでは一番重要な事であるのに、意外とみなさん練習をしないものなのですね。
何故かというと、パットは上手い下手は別として最初から誰でも出来るからです、ドライバーやアイアン、ウェッジを使ったショットは初めての人はまず、ボールにあてる事も難しいのではないでしょうか、仮にあてられたとしても、思った方向に思った距離で打てるには、それなりの練習が必要です。
ですが、パットは初めから誰にでもできて、しかも、そこそこカップに入ったりしますよね。
それで満足してしまうのでしょうね。
しかも、私もたまに練習するのですが、その成果が実感しにくいのです。
結果的にその日の調子によってしまうところが大きいのが、このパットというものだと感じています。
ですので、意識する事は2つ、「ネバーアップネバーイン」と「方向性より距離感」を大切にしてパットをするようにしています。
・使用例 「さあ、このパットをいれたらベストスコアですよ」「ここでの3パットは痛いですね」
バッフィー
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「4番ウッド」の事をいいます。
語源はスコットランド語の「たたく」という意味の「バッフ」だそうです。
5番ウッドは扱えるが3番ウッドは少し苦手だという人、5番ウッドが得意でもう少し飛距離が欲しいという人にお勧めです。
使用例 「このホールはバッフィーでティーショットをしてみよう」
バーディー
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「基準打数より1打少ないスコアでカップインする事」を言います。
例えば、パー3のホールを2打でホールアウトする事、パー4のホールを3打でホールアウトする事、パー5のホールを4打でホールアウトする事です。
パーオンしてワンパットで入れるパターンが多いですが、たまにパーオンせずにグリーン際からのアプローチでカップインするチップインバーディーというのもあります。
ラウンド中にこれが出るととても嬉しいものですし、勢いがつきますね。
・使用例 「ナイスバーディー!」「今日のラウンドは3バーディー、ノーボギーの3アンダーでした」
パートナー
・一般的には「仕事上の相棒」「仕事上の上位者」「配偶者」というイメージでしょうか。
・ゴルフでは「2人1組のマッチプレーで同じチームのプレーヤーの事」をいいます。
どのような場合でも、パートナーというのは互いの信頼関係が大切であると思います。
・使用例 「今日のマッチプレーのパートナーは君だね、頼りにしてるよ」
ハーフ
・一般的には「半分」「国が違う人同士から生まれた人」「ニューハーフ」てイメージでしょうか。
・ゴルフでは「18ホールのうちの前半、後半の9ホールの事」をいいます。
基本的に半分と言う意味で使いますので、「ハーフショット」はスイング軌道が半円を描いてするショット、「追加ハーフ」は18ホールプレーしてもう9ホール追加でプレーする事、「ハーフセット」はクラブセットが14本の半分の7本前後で構成されているもの、を言います。
・使用例 「今日は調子いいので、後半のハーフは真剣にやります」
バンカー
・一般的には「銀行員」「倍返し?」てイメージでしょうか。
・ゴルフでは「コース内に設置された砂をいれたくぼ地の事」を言います。
設置されている場所や形状から色んな呼び方をされる事があります、「ガードバンカー」「フェアウェーバンカー」「アリソンバンカー」「トミーズバンカー」等です。
・使用例 「このコースはバンカーが少なくてプレーしやすいよね」
バンカーショット
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「バンカーからボールを打つショットの事」を言います。
通常はサンドウェッジを使って砂を爆発させてするエクスプロージョンショットでバンカー外に出すのですが、ライによってはその他のクラブで打つ場合もあります。
・使用例 「ここでのバンカーショットは簡単ではありません」
ハンディキャップ
・一般的には「不利な条件」何かの障害」というイメージでしょうか。
・ゴルフでは「プレーヤーの優劣を公平にするため、弱者に与えられるサービスストロークの事」を言います。
通称「ハンデ」と呼ばれており、「ハンデ」が同じくらいのプレーヤー同士が「ハンデ」無しでプレーすることを、「スクラッチ」と言います。
・使用例 「私のハンディキャップは15です」
ハンドファースト
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「グリップがボールよりも目標方向にある状態の事」をいいます。
逆が「ハンドレイト」といい、グリップがボールよりも目標方向の後方にある状態を言います。
これは、インパクトの瞬間でも構えでもとても大切な事です。
正確なインパクトをしたいのなら、このハンドファーストを意識するべきだと思います。
・使用例 「私は正しいハンドファーストが出来るようになるまで、20年かかりました」
いかがですか?
ゴルフ用語は一般的に使う言葉を違う意味で使用したり、同じような意味で使用したり、専門用語として造語的な要素もあったりして、知れば知るほど面白いですよね。
雑談のネタになる内容もあったと思います。
是非、何かのお役に立ててください。
それでは今日も素敵なゴルフライフを!
コメント