『フ』から始まるゴルフ用語集!

ゴルフ用語

ここで紹介するゴルフ用語は

フィンガーグリップ、フェアウェイ、フェアウェイバンカー、フェードボール、フォー、フォアキャディー、フォローウィンド、フォロースルー、フック、プッシュアウト、ブラインドホール、フルセット、プレース、紛失球

 

ゴルフ初心者の方の為に、ゴルフで使用する用語の簡単な解説をしています。ルールを理解するにも、気おくれすることなくのびのびとプレー出来る為にも用語を知っておくことはとても大切です。すこしでも興味が持てるように一般的なイメージとゴルフでの使い方を比較しながら説明しています。

 

目次

フィンガーグリップ

・一般的には「手袋や靴下のようなタイプで指のグリップを強くするような道具」のイメージでしょうか。

・ゴルフでは「クラブを指で握るグリップの事」を言います。

これはクラブを指の部分で握るので細かい動きが可能になる為、クラブをコントロールしやすく、飛距離も出ます、しかし方向性は安定しません。

もう一つ、手のひらの部分で握る「パームグリップ」というグリップの仕方があります。

これは手を固定していて、手首の動きを抑制できます、ゆえに方向性が安定します、しかし、クラブのコントロール性は低く、飛距離もフィンガーグリップには劣ります。

どちらが良いかは、自分に合ったグリップの仕方でいいと思いますし、打ちたい球によって握り方を変えてみるのも良いかもしれませんね。

・使用例 「私は飛距離よりも方向性を重視するので、フィンガーグリップではなくパームグリップで握っています」

 

フェアウェイ

・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。

・ゴルフでは「ティーイングエリアとグリーンとの間で芝が短く刈り取られた部分の事」をいいます。

当然ですが、常にここでプレーしていきたいものですが、なかなかそうはいきませんね。

フェアウェイをどれだけの確率でプレーできたかという指標を「フェアウェイキープ率」といいますが、これが高い人はショットの精度が高いという事になります。

ラフよりもボールをダウンブローで打ちやすく、スピンがかかり易くて良いのですが、初心者のうちはラフでボールが少し浮いている状態の方がショットしやすい場合もありますので、最初のうちは気にせず思い切ってショットしていきましょう。

また、フェアウェイの芝の刈り方によって見栄えも違ってきます。

刈払い機の進行方向によって芝が順目と逆目になることで芝の葉の表が見えるところは緑が濃いくなり、芝の葉の裏が見えるところは緑が薄くなることで見え方が違ってくるのです。

ストライプ状に刈る事を「ゼブラカット」、クロスするように刈る事で交わる部分がひし形になるので「ダイヤモンドカット」と言われています。

・使用例 「ここのフェアウェイのダイヤモンドカットはとてもキレイですね」

 

フェアウェイバンカー

・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。

・ゴルフでは「フェアウェイにあるバンカーの事」をいいます。

その中でも特にフェアウェイを横切るようにしてあるバンカーを「クロスバンカー」、フェアウェイの横に位置するバンカーを「サイドバンカー」と言います。

グリーンサイドの「ガードバンカー」との違いは、バンカーから脱出してなおかつ距離が必要になる事です。

ボールのライによりますが、比較的大きいクラブで距離を出す必要がある場合もあれば、出せるところに出すだけの場合もあります。

ここは思案のしどころですが、ベストな方法を選択してプレーするようにしましょう。

・使用例 「このフェアウェイバンカーからのショットは距離も必要ですが、バンカーから出すための高さが厳しいので、いったん外に出すだけにした方が賢明でしょう」

 

フェードボール

・一般的には「フェード」とは「衰退する」「花がしぼむ」事を意味します。よく「フェードアウト」(徐々にいなくなっていく事)するという表現を使ったりしますね。

・ゴルフでは「ボールが落下する時に緩やかに右に曲がるショットの事」を言います。

直訳通り、徐々にというイメージですので、緩やかに右に曲がるボールになります。

・使用例 「私の目指すボールはフェードボールです」

 

フォー(フォア)

・一般的なイメージは変な滑降したマッチョな人が腰を動かしながら叫ぶイメージでしょうか?それ以外はほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。

・ゴルフでは「他のプレーヤーにボールが当たりそうな危険球を打った時に注意喚起として呼びかける時の掛け声の事」をいいます。

「Fore(前方の)」と言う意味があります。

注意喚起のための掛け声ですので、このような場面でも少しでも危険だと感じたら、直ぐに大きな声で発するようにしましょう。

たまに大声を出す事もストレス発散になりますので、体にもいい事ですよ。(もちろん、プレー中にこれは言わない方が良いに決まっているのですが)

・使用例 「(ひっかけたボールが隣コースのグリーンに打ち込んでしまいそうになって)フォー!」

※また、これを言った後は、もし近くまでいって会えるのであれば、一言お詫びをする方が、いいでしょう。

 

フォアキャディー

・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。

・ゴルフでは「ホール途中に配置されたキャディーの事」を言います。

実際にはOBの判定や前方の様子を知らせる役目をする人(コースのスタッフ)の事で、必ずキャディーであるわけではありません。

特にブラインドホールで、ティーショットが見えないところに行く可能性の高いホール等では、前の様子が分からないので、安全を確認してティーショットを打つタイミングを教えてくれる人がいるだけでプレー進行が違ってきます。

・使用例 「あそこに見えるのはフォアキャディーなので、合図をしたらティーショット打って良いですよ」

 

フォローウィンド

・一般的にはほとんど使われる事のないゴルフ専門用語ですね。

・ゴルフでは「順風、追い風の事」を言います。

通称「フォロー」と言いますが、自分がショットを打つ時にこの風ですと当然飛距離は伸びますので、狙った番手よりも少し小さめのクラブで打つようにしましょう。

逆の風を「アゲインスト」といいます。

・使用例 「今はフォローなのでチャンスですよ」

 

フォロースルー

・一般的には「野球やテニスなどで道具を振ったあとの動作の事」をイメージするでしょう。

・ゴルフでは「インパクトの後のフィニッシュまでの動作の事」を言います。

スイングの結果はフィニッシュにあらわれます。

その前段階として正しいフォロースルーの形があるのですが、スイング中、方向性や打ちたい球を決めるにはフォロースルーの形を少し意識しておいた方が良いでしょう。

・使用例 「今のフォロースルーは自然でなめらかな動きでしたので良かったですね」

 

フック

・一般的には「何かひっかけるもの」「ボクシングのパンチの種類」というイメージでしょうか。

・ゴルフでは「(右利きの人の場合)ショットしたボールの軌道が途中で左に大きく曲がっていく事」をいいます。

これは、「ドロー」とは違い、その曲がり具合が大きい為、ミスショットになるケースが往々にしてあります。

・使用例 「今のフックボールで左の林に打ち込んでしまいました。」

 

プッシュアウト

・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。

・ゴルフでは「(右利きの人の場合)ショットしたボールがまっすぐ右に打ち出されてします事」をいいます。

これはスイング軌道的にはインサイドアウトで、よくドローボールやフックボールを打つ人に見れらる現象です。

クラブフェースの芯に当たっている事が多く、ボールの勢いはある方です。

・使用例 「いまのプッシュアウトで右側の林に打ち込んでしまいました」

 

ブラインドホール

・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。

・ゴルフでは「ティーイングエリアからグリーンやコースの先が見通せないホールの事」をいいます。

ブラインドホールや前方がよく確認しづらい場所からのショットは打つ方向に他のプレーヤーがいないかを十分に確認してからショットを打つように心がけましょう。

・使用例 「ここはブラインドホールなのでフォアキャディーが必要ですね」

 

フルセット

・一般的には「完全に揃っている事」「テニスやバレーボールでの最終セットまでのすべてのセットの事」というイメージでしょうか。

・ゴルフでは「ドライバーからパターまで、いろいろ組み合わされた14本のクラブセットの事」をいいます。

ルール上ではプレーする際にはキャディバッグには最大14本のクラブまで入れて良い事になっています。

半分以下のセットを「ハーフセット」といいます。

・使用例 「これは私が初めてフルセットで購入したクラブです」

 

プレース

・一般的には「場所」「置く事」てイメージでしょうか。

・ゴルフでは「規則に従ってボールを置く事」を言います。

ボールをもとの場所に置くことを「レプレース」と言います、また、ボールを落とす事を「ドロップ」といって、この二つを処理の仕方として使い分けます。

間違わないようにしましょう。

・使用例 「2回ドロップしてボールが止まらなければプレースして良いですよ。」

 

紛失球

・一般的には「失った球」というイメージでしょうか。

・ゴルフでは「ボールを失う事」を言います。

ボールがラフや林に入って3分以内に見つからなかった時、またはボールが自分の物とは識別できない時は「紛失球」となります。

ちなみに、旧ルール上ではボールを探す時間は5分間でした。

この3分と言うのもルール上の話ですので、実際に私たちが通常のプレーで自分のボール探しをする場合には、もっと早い時間で「紛失球」の結論を出すようにしましょう。

・使用例 「これ以上探しても見つかりそうでないので、紛失球にします」

 

いかがですか?

ゴルフ用語は一般的に使う言葉を違う意味で使用したり、同じような意味で使用したり、専門用語として造語的な要素もあったりして、知れば知るほど面白いですよね。

雑談のネタになる内容もあったと思います。

是非、何かのお役に立ててください。

 

それでは今日も素敵なゴルフライフを!

 

 

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