ここで紹介するゴルフ用語は
ミート率、ミドルアイアン、ミドルホール
ゴルフ初心者の方の為に、ゴルフで使用する用語の簡単な解説をしています。ルールを理解するにも、気おくれすることなくのびのびとプレー出来る為にも用語を知っておくことはとても大切です。すこしでも興味が持てるように一般的なイメージとゴルフでの使い方を比較しながら説明しています。
目次
ミート率
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですが「ジャストミート!」というフレーズに聞き覚えがある人はゴルフ用語として理解しやすいと思います。
・ゴルフでは「ボールをどれだけクラブの芯でとらえる事が出来たかを示す指標の事」をいいます。
算出する際の式は(ボールの初速)÷(ボールにあたる直前のヘッドスピード)になります。
しなわち、ボールにどれだけエネルギーを転嫁できたかを表す数字になります。
通常ですとこの数字が1.4~1.5あれば良い数字だと言われています。
例えば250ヤード(225m)飛ばしたいなら、225÷4=56.25m/秒の初速が必要で、その場合、ミート率1.5で37.5 m/秒のヘッドスピードが必要だという事になります。
そして、このヘッドスピードとミート率とのバランスが最適な時に初速が最大化するのですが、この二つは反比例するものです。
すなわち、ヘッドスピードを上げるとその分ミート率が下がります、ヘッドスピードを下げるとその分ミート率が上がるというのが一般的な考え方ではないでしょうか?
私の個人的な考えを述べさせていただきますと、両方で優先順位をつけるとするならば、「ミート率」の方が重要であると考えています。
先ずはこの「ミート率」を1.5に出来る最大ヘッドスピードを自分の適性なヘッドスピードだと捉えた方が良いと思います。
「マン振り」という言葉がありますが、仮にマン振りした時のヘッドスピードでミート率が1.5あればこれはすごい事だと思いますが、決して安定はしないと思います。
計測器を使って何回か打ってみて、ミート率が安定して1.5出るヘッドスピードでスイングするようにして、徐々にスピードアップしていく方が賢いと思います。
・使用例 「ミート率は使用するクラブやボールによっても違いがでますので、自分にあう道具を選択する事も重要です」
ミドルアイアン
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「(5番)、6番、7番アイアンの事」をいいます。
アイアンは1番~11番くらいまであるのですが、通常は3番~9番の7本が使われているように感じます。
最近はユーティリティクラブが広く使われるようになり、アイアンも6番から使う人も多くなりました。
「ロングアイアン」「ミドルアイアン」「ショートアイアン」と3つに分けられるのですが、何番はどのアイアンという線引きがあいまいになってきているように感じます。
ゆえに、この表現自体が最近は使われる事が少なく、アイアンを表現する際には何番アイアンという良い方をするのが一般的になってきました。
ユーティリティクラブの人気によりロングアイアンを使用する人が少なくなってきているように感じられます。
・使用例 「5番アイアンをロングアイアンと言う人もいれば、ミドルアイアンと言う人もいますね」
ミドルホール
・一般的にはほとんど使われる事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「基準打数(パー)が4打のホールの事」をいいます。
その意味合いから別名「パー4(パーフォー)」とも呼ばれます。
コースを造成するときの状況やロケーションによってその距離は様々ですが、平均的には男子で250Y~450Y、女性で220Y~400Yの距離になっています。
これはティーショットで最も飛ぶクラブ(通常はドライバー)を使って次にその飛距離よりも短い距離でグリーンに到達するだろうという想定で設定されています。
グリーンまで2打で到達(パーオン)できる距離で設定されているのですが、男子で450Yのミドルホールとなれば、ティーショットでボールをその半分の225Y飛ばさなければいけません、しかも狙った方向に。
これはアベレージゴルファーにとってはなかなか難しい事でもあります。
そんな時は、先ず、「パーオンする事を諦めてアプローチも含めて3オン狙いで攻める」チャンスがあれば寄せワンでパーも取れる、と言う風に考えて攻めるようにします。
その為にもティーショットでは大きなミスをしてはいけないという事になり、ティーイングエリアからかなりのプレッシャーがかかりますね。
その時は最初からパーを諦めて「ここはボギーで十分」と考えるのも一つの戦略だと思います。
そう考えてリラックスしてプレーするとショットが上手く行って、パーが取れるケースもありますので。
・使用例 「このミドルホールは短いサービスホールだ、今日はドライバーの調子も良いからワンオンを狙ってみよう」
いかがですか?
ゴルフ用語は一般的に使う言葉を違う意味で使用したり、同じような意味で使用したり、専門用語として造語的な要素もあったりして、知れば知るほど面白いですよね。
雑談のネタになる内容もあったと思います。
是非、何かのお役に立ててください。
それでは今日も素敵なゴルフライフを!
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