ティーイングエリアでのクラブの扱いについて

『ルール』『エチケット』『マナー』

ここではティーイングエリアでのクラブの扱いについて、注意したい事を紹介しています。

ルール上罰則があるものもありますので、是非、知っていておいた方がいいでしょう。

知っていて、相手に対する優しさと思いやりで『エチケット』『マナー』を実践していくのがカッコいいゴルファーだと思います。

 

目次

他人のクラブを間違って使用した

これはどうですか?こんな経験ありませんか?

ついつい、うっかりして他人のクラブを使って

ショットしてしまった、打ったあとに気づいた。

全く同じクラブだったので見分けがつかなかった。

『ルール』

これを競技でした場合、ルール上ではプレーヤー

は自分で選んだ14本以内のクラブで正規の

ラウンドをスタートします。

他人やキャディーが間違えて入れたりする場合も

あるかと思われますが、いかなる理由であれ、

そのクラブを使った時は2打罰を受けます。

 

そして、ここからが興味深いのですが、例えば、

故意でも過失でも他人のクラブを使用してプレーた場合、

1回につき2打罰となり、2回使うと4打罰になります。

ところが、3回で6打罰、4回で8打罰、、、となるのかな?

または、3回以上やったら失格かな?と思いがちですが、

実は1ラウンド全てで使用しても4打罰が最大となるのです。

『エチケット』『マナー』

では、これを通常のプレーでやってしまったら

どうでしょう?

よく、こんな事があります、「今日は今話題の

最新クラブを始めて実践で使うのですが、あなたも

打ってみますか?」と、競技ではもちろん罰を

受けますが、両者合意のもとではそのままプレー

する事もありますよね。

私もこれくらいは良いと思うのです。

ただし、「試し打ち」ではなくて、そのショット

はしっかりとワンストロークにするという事は

忘れずにいたいものです。

プレー中のストローク以外のショットはまわりに

対する思いやりと優しさに欠けた

『マナー』違反になるのです。

『失格の罰』

ここで、少し『失格の罰』について解説してみましょう。

よく、1回目は罰で2回目は失格になる事を聞きますよね。

『用具の使用』『ティーイングエリアでの練習』

『ティーイングエリアでの違反行為』は一般の罰(2打罰)

を受け、その後に最初の罰に関連しない2回目の違反を

すると「競技失格」になります。

ただし、救済にかかわる「罰あり救済」

ペナルティーアリアOB紛失球暫定球

アンプレアブル)などの罰は失格する事は無く、

プレーは続行でスコアに加算される事になります。

私たちの社会活動でもそうですよね、

「もう終わった事は仕方がない、今回はこれで

済むけど、次やったらもう許さんぞ!」なんて

怒られる事があります。

それが競技では失格、1回目はイエローカード、

2回目はレッドカードという事でしょう。

つまり、このような違反行為を2回もする人は

競技に参加する資格がないと判断される

という事でしょう。

そう考えるとなんとなくその判断基準が

わかりやすいですね。

ミスショットをする事やコース内のトラップに

はまる事はいわゆる『過失』にあたり、それ以外

の違反行為はルールを知らなかった、または

「確信犯」となるため、1回目は罰だけで許され

ても、2回目以降は許されないという事になります。

 

2番ホール以降でクラブが15本ある事に気づいた

これはどうですか?こんな経験ありませんか?

ラウンドでキャディバックに入れて良いクラブ

の本数は最大14本までと決められています。

『ルール』

これを競技でやってしまった場合、罰を受ける

事になります。

練習用のパターをうっかりバックの中に入れて

15本のクラブを持ってスタートすると、この場合、

2番ホールでプレーする前などで、超過クラブの

「除外告知」をしたうえで2打罰を受けます。

興味深い点は、超過クラブは1ラウンドで4打罰が

最大という事です。

たとえば、最終ホールで15本ある事に気づいた

場合は、1番ホールと2番ホールでの各スコアに

2打罰を付加して、それ以上は付加されません。

ティーオフ前に気づいたときは、同組のプレーヤー

に超過クラブの「除外告知」をしておけば

罰はありません。

その場合はだれにもわかりやすいようにクラブを

逆さにしてバックに入れておくと良いでしょう。

一度「除外告知」をしたクラブを使用すると失格

となりますので気をつけましょう。

『エチケット』『マナー』

さて、通常ではどうでしょうか?

たまにですが、新しいクラブを購入して、その日が

初めての実践での使用となる場合、もし合わない

と思うと不安なので、これまでのクラブに加えて

バックに入れておくケースがありますよね。

これは私なりの解釈ですが、1ラウンドでクラブの

本数を制限するのは、キャディバックの容量の限界

とカートにのせた時の重量オーバーを防ぐ為、

たくさんクラブを持っていて選択肢の多い方が有利

になり公平性がなくなるという事が理由だと思うのです。

それらを考えますと、先ずクラブの本数が多くなると

カートにのせた時の重量が重くなる事もそうですが、

ゴルフ場のスタッフさんやキャディーさんが運ぶ際に

重いと迷惑になる事を考えますと、やはり控えた方が

良いかと思います。

公平さを考えた時は、通常はスコアをそれ程真剣に

競っているわけではないので、それほどこだわる事

もないのかなと考えたりもします。

結論として、私としては1本~2本くらいまでは、

「今日のラウンドで試したいから」と、理由を

説明して同伴者に了解を得られたら、持ち込んでも

良いのかなと考えています。

ただし、その事を言わないで実行する事は、

「ルール」を知らない、「マナー」がなっていない、

「エチケット」に欠けるという事になってしまいます。

 

【まとめ】

 

『ルール』 『エチケット』『マナー』
・他人のクラブを間違って使用した 1回につき2打罰、1ラウンドで最大4打罰となる 同伴者が了承して、1ストロークに加算してなら問題はないと思われる
・2番ホール以降でクラブが15本ある事に気づいた 気づくまでの消化ホールの数×2打罰を受ける、最大4打罰 同伴者の了解を得られていたら1本~2本くらいは問題はないと思われる

 

いかがですか?

・特別な事情がないかぎり、プレー中は必ず自分のクラブを使う事。

・1ラウンドでは規定で決められた14本でプレーする事がルールでありマナーです。

 

それでは今日も素敵なゴルフライフを!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました