ティーイングエリアでの『スタート時間』と『練習』について

『ルール』『エチケット』『マナー』

ここではティーイングエリアでの初心者に知っていてほしい『スタート時間』と『練習』について『ルール』と『エチケット・マナー』的な観点から解説しています。

『ルール』では競技で罰を与えられたり厳しいものには失格になったりするケースもあります。

『エチケット・マナー』ではその人の人格が問われる事になります。

 

こうしたらこうなるという『ルール』は

知っておいて、それを守りながら『マナー』

を会得して『エチケット』が普通に出来る

ようになれるとカッコいいプレーヤーに

なれると考えています。

 

『エチケット』『マナー』『ルール』の

ゴルフ的な定義については別に詳しく

解説していますのでここを参考にして

みてください。

 

またティーイングエリアについても

別で解説していますので詳しくは

ここを参考にしてみてください。

 

ティーイングエリアは

ホールのスターティングエリア

でゴルフプレーをする時に一日

18回は必ず立ち入る場所です。

 

ここからプレーが始まるという、

陸上競技ならスタートライン、

相撲なら土俵際、というかんじ

でしょうか。

 

特に格闘家がリングにあがる前に

リングにあがる階段の前やロープ際で

グローブをあわせて目をつぶり祈りを

ささげているシーンをみたことが

あると思います、これからの試合に

むけて選手は特別な心境となって

いて緊張と集中している場面ですね。

 

ゴルフは自分がプレーをする時には

選手であり、同伴者がプレーする時

には観客になります。

 

ティーイングエリアではプレーヤー

として守らなければいけない『ルール』

があり、

プレーヤーと観客として守らなければならない

『エチケット』と『マナー』があります。

 

目次

スタート時間と練習

・ティーオフぎりぎりに1番目のティーイングエリアに到着する

これはどうでしょうか?こんな経験ありませんか?

『ルール』

競技でのルール上ではスタート時間の5分前までは

「2打罰を受けてそのままプレーする事ができる」

となっています、更にスタート時間まで5分を

切って到着した場合は「失格」となります。

かなり厳しいですね。

宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘では約束の時間を

すぎておくれてきた武蔵にたいして、イライラが

つのった小次郎が冷静さを失い負けてしまう

という有名な話があります。

同伴競技者が遅刻するというのはそれだけ

まわりの人に影響を及ぼすと迷惑行為である

という事でしょう。

『エチケット』『マナー』

これはルール違反による罰則のダメージも

ありますが、エチケット・マナー違反による

信頼を失う事

の方がダメージは大きい

と考えて、ゴルフに限らず

普段の生活から約束の時間は守る

ようにしたいものですね。

 

・スタート時間の10分前にティーオフした

これはどうでしょう?こんな経験はありますか?

『ルール』

競技でのルール上ですとこれは「失格」になります。

これまた厳しいですね、私の経験ではアマチュア競技

でも普通はスタートホールのティーイングエリアには

競技員が待機していてスタートしてもいいタイミング

で合図しますので、このような事はありえないと

思っていますが、おそらくこれがおきる時は、

その時の競技員の指示に従わなくて勝手に

ティーオフしたか、競技員の目を潜り抜けて

ティーオフしたか、もしくは競技員も気づか

なかったか、いずれかののケースに

なるかと思います。

最後のケースであっても、ゴルフは基本的

には

自分自身でジャッジをするスポーツ

ですので、それは競技員のせいではなく

自らの責任として罰を受けるべきだ

という判断になりますね。

『エチケット』『マナー』

では、私たちの普段のプレーの時は

どうでしょうか?

よく朝一のスタートの時にゴルフ場の

スタッフから言われたスタート時間に

ティーイングエリアに行ったら当然ですが

前にはだれもいなかったので勝手に10分前

でもティーオフしても良いのでしょうか?

こたえは『NO』です。

ゴルフ場はお客様のスタート時間にあわせて

その日のコース管理の作業をしています。

予定通りの時間よりはやくお客様がプレー

してしまうとその作業工程に支障がでます、

そして危険な事もあります、私の経験ですが、

一度これをしてプレーしていたら3つ目くらい

のホールでコース作業をしている人が見えない

ところで作業をしていて、そこにボールを

打ちこんでしまい、あわや打球事故に

なりそうになり冷や冷やした事がありました。

コースへのリスペクト、まわりの人への

リスペクトが足りなかった行為

だと思い、それ以来、スタート時間は

しっかりと守るようにしています。

 

・スタート前に別の方向に向かって数発練習した

これはどうでしょう?こんな経験はありますか?

『ルール』

競技でのルール上では「2打罰でそのままプレー」

となっています。

これは私的には甘いと考えています

(※あくまで私の個人的見解です)

ルール的な解釈ですとこうです。

ストロークプレーでは当日プレーが行われる

ホールではラウンド前に練習ストロークをしたり、

パッティンググリーンをテストしたりしては

ならない、違反の場合は一般の罰=2打罰を受ける。

『エチケット』『マナー』

ルール上の解釈ではこうなっていますが、

エチケット・マナー的な観点からすると、

まわりへの配慮がいちじるしく欠けた行為

だと思います。

これも私の経験ですが、あるプレーヤーが

ティーイングエリアから山に向かって

ドライバーの練習で1発ショットしました、

そのボールが近くの木にあたり跳ね返り

近くにいた人にあたり大けがをしてしまいました。

また、こんな事もありました、ある人が

ティーイングエリアから山に向かって練習のつもり

で打ったボールが近くの民家の屋根を直撃して

家屋を破損した。

このように、

とても危険な行為なのです。

「見えないところにショットする」場合には

さいしんの注意が必要です。

特に私たちアマチュアはシャンクなどの

ミスショットをおおくしてしまいがちです、

いつ何時どんな危険が自分たちを襲うのか、

予測できませんので、危険な行為として、

これは絶対にしないように気をつけましょう。

 

・ティーイングエリアでチップショットの練習をした

これはどうでしょう?こんな経験はありますか?

『ルール』

競技でのルール上では

条件付きで罰無しでそのままプレーしてもよい

事になっています。

基本的にはプレー中の練習ストロークは

禁止されています。

ただし、例外で、

プレーを遅らせない条件で

①プレーを終えたばかりのグリーンでの

パッティング

②練習グリーン③最初または次のホール

のティーイングエリアやその周辺では

簡単なパッティングやチップショット

の練習は許されている。

となっています。

『エチケット』『マナー』

ではエチケット・マナーの点ではどうでしょうか?

同伴者がショットを待っている間に

ティーイングエリアやグリーンで練習をしている

ところをみて、どう感じますか?

なにも感じない人もいれば、私のように

不快に思う人もいるかもしれません。

私は、まず、その練習でコースを傷つけるのなら

それはコースに対してのリスペクトが足りない、

それが原因で遅延プレーしているのなら

まわりに対してのリスペクトが足りない。

と感じてしまいます。

素振りはしますが、プレー中には実際に

ボールをうつことは避けています。

それは、シャンクなどで思わぬ方向に

ボールがとんで、だれかを傷つけてしまう

かもしれないからです。

ですが、考え方は人それぞれです。

自分が不快に思うのであればやらない方が

良いですし、そうでなくても控えた方が

良いかと私個人としては考えています。

 

【まとめ】

ルール エチケット・マナー
・ティーオフギリギリに1番目のティーイングエリアに到着する ・5分前までは2打罰を受けてそのままプレー

・それ以上の到着は失格

・信頼を失う

・時間にルーズなイメージがつく

・スタート時間の10分前にティーオフした ・失格 ・コース側に迷惑をかける
・スタート前に別の方向に向かって数発練習した ・2打罰を受けてそのままプレー ・打球事故につながる危険な行為
・ティーイングエリアでチップショットの練習をした ・条件付きで無罰 ・打球事故につながる危険な行為

 

いかがですか?

同じ行為であっても、ルールと

エチケット・マナーで考えた場合とでは

解釈や対応やその後の影響が変わって

きますよね。

せっかくの一日ですので、

『ルール』『エチケット』『マナー』を守り

楽しみたいものです。

 

それでは今日も素敵なゴルフライフを!

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