ここではゴルフ初心者がコースデビュー出来る為の条件について説明しています。今のゴルフ場はゴルフ初心者でも直ぐにラウンドデビュー出来てゴルフを楽しめる環境になっています。最初のうちは『ベテラン』と一緒にラウンドする事をお勧めします。ゴルフも他の習い事と同様に先生は必要です。楽しみながら必要な知識を身に付けていきましょう。
これからゴルフを始めようかな?
と思っている人の中には、
「ゴルフはお金がかかる」
「なんとなく敷居が高い」
「ルールが難しそうだな」
という不安を抱いている人が多いようです。
ですが、安心してください!
今やゴルフは身近なスポーツとなっています!
目次
初心者でもすぐにゴルフが出来る理由
理由はいくつかありますが、
一番大きいのは、ゴルフ場自体が、
一昔前のような
『高級会員制倶楽部』のイメージが無くなって
きている事です。
最近はどこに行っても、メンバーよりも
ビジターが多くなってきています。
プレー代もだいぶリーズナブルになって
いて、平日だと食事付で5,000円~
プレーできるところも増えてきています。
もう一つは、昨今のパワハラやセクハラ
にみられる、
ハラスメントに対する世間の風当たりが強くなってきた
事も影響しています。
「厳しさが無くなった」
というと少し誤解されるかもしれませんが、
ルールも時代と共に変化しつつあります。
プレーヤーの属性も変わってきています。
例えばウェアにしても、半ズボンの場合は
膝までのソックスをはかないといけないとか
襟付きのシャツでなければならないとか、
今はそんな事は厳しくは言われなくなりました。
もう『ゴルフ道』なんて言葉は死語かもしれません。
ですので、
最低限のルールとエチケットマナー
を憶えて、他のプレーヤーに迷惑をかけないよう
にプレー出来れば、いつでもだれでもコースで
プレーする事は可能です。
ゴルフ初心者がコースデビュー出来る
為には、いくつかの条件があります。
その条件さえ整って、あとはこれだけ
を読んでおけば、誰でも心配なく
明日にでもコースデビュー出来ます。
絶対条件!
ベテランと一緒にラウンドする
ゴルフ初心者がコースデビュー
する為には、これは絶対必要
条件です。
それまで、いくら練習したって、
いくらルールやエチケットマナー
の勉強したところで、本番で学ぶ事
に勝るものはありません。
そして、いくら準備が出来ていたと
しても、デビューする者同士だけで
ラウンドする事だけは避けるように
しましょう。
私は思う『ベテラン』とは
ゴルフ歴3年以上、36ラウンド以上
のゴルファーです。
この人たちと一緒にラウンドしながら
必要な事を憶えていくのです。
私のゴルフとの出会いはそもそも
ゴルフ大好きな会社の上司に半ば
強制的に社内コンペに誘われたのが
きっかけでした。
そして初心者なので、必ず『ベテラン』
と組み合わされる事が多かったです。
ですので、デビューしてから数回は
『ベテラン』との同伴でラウンド
して、たくさんの事を教わりました。
ベテランと二人きりでラウンド
そしてこれです。
もしこの2つが可能で、必要な道具が
そろうのであれば、誰でも
『明日にでもコースデビュー可能!』
だと私は思います。
自分とベテランとの2人だけのラウンド
であれば、先ずまわりに迷惑をかける事
なくラウンドする事が出来るでしょう。
『ベテラン』と2人きりであれば、
ラウンド時間を心配する必要がない。
仮に遅延しそうな時でも『ベテラン』が上手く
リードしてくれます。
そして、2人きりなら、余裕がありますので、
一時プレーを中断して、
ラウンドに必要な事を学ぶ時間
にあてるのも可能です。
できればこの2つの条件は、初めての
ラウンドの時には実践した方が良いと
思います。
たとえ、練習をしてショットに自信が
つき、ルールやエチケットマナーを
憶えたとしても、コースではまわりに
人がいて、見られていますし、練習場
だと反復練習が出来ますが、本番では
一発勝負です。
その緊張感で普段通りのショットが
出来ない事がほとんどです。
焦って、ミスをすることもあれば、
時間配分も未だわからなかったり
するので、初めての時はそれらに
保険をかけておく意味で、
『ベテランと2人きりで!』
がベストだと思います。
一般条件
コースデビューするまでの期間(練習期間)
さて、上記の絶対条件がそろうなら
明日にでもデビュー出来ると断言
できますが、そうではなくて、やはり
「最初でも恥をかきたくない」とか
「最初から良いスコアを出したい」とか
コンペの組み合わせ上、どうしても
「最初からベテランと二人きりは無理」
の場合でしたら、ある程度練習をつんで
からデビューした方が良いでしょう。
そしてその期間は
「自分がどれくらいのスコアを目指すのか?」
「どんなスタイルでプレーしたいのか?」
の程度によります。
あえて言うなら、
「クラブを使ってボールを飛ばす感覚」
のみを身につけてほしい。
これだけ出来るようになるには、練習場には
1回、1時間も練習すれば大丈夫です!
ただし、繰り返しになりますが、
どれだけ練習しても、本番は全く違う感覚
で、練習通りのショットは難しいという事。
良く言われる
『練習場プロ』
とは、練習場では見事なショットを放てる
のに、本番ではその半分も出せない、
私みたいな人を皮肉って言う言葉です。
コースデビューするまでの必要なスキル
ここでは「技術」と「気持ち」について
話してみたいと思います。
必要な「技術」
「クラブを使ってボールを前に飛ばせる事」
「目標に対して正確に構える事」
この二つです。
安心してください、
初心者のうちは、とりあえず、これが
「さまになっている」
と言われるくらいで十分です。
上手くなってきたら、
『クラブを使ってボールを目標地点に
正確に運ぶ事』
を目指すのですが、
これが出来たらプロになれます。
そして
『目標に対して正確に構える』
これにも、ゴールはありません。
私も今でも、出来ていない事が多い
です。
ですが、これはショットの度に常に
意識しておくようにしておきましょう。
構える度に、正確に出来ているか、
チェックする癖をつけておきたいです。
この精度があがれば、あとはスイング
に集中する事もできます。
とても大切な事です。
必要な「気持ち」
「高望みをしない」
「テーマは一つか二つにしておく」
「スコアにこだわらない」
「スムーズな進行を一番優先する」
これくらいを意識しておけば、楽しく
ラウンドする事が出来ます。
コースデビュー前に必要な知識
これは特にデビューするときだけでなく
ゴルフをする時には常に憶えておきたい
事なのですが、
最低、この3つはしっかりと意識して
おいてください。
基本的にあるがままでプレーする。
ゴルフは最初のショットをうってから
グリーンにボールを乗せるまでは、
基本的にはボールに触ってはいけません。
ただし、極端にボールの置かれている
状況(ライ)が悪い時は、「6インチ」
という救済措置を受けられる場合も
ありますので、初心者の内は遠慮なく
同伴者に相談してみてください。
プレー中は必ず安全を確認する
ゴルフは固い道具を使って固いボール
をうって目的地に運ぶ競技です。
クラブを振る時には、近くに他の
プレーヤーがいないかを必ず確認
してから降るようにしましょう!
そして、ゴルフボールも固いので
自分のうった球がいきそうな場所に
他のプレーヤーがいないかを、
確かめてからうつようにしましょう!
他のプレーヤーに気を配る
初心者のうちは自分のプレーだけで
精一杯のところはありますので、
他のプレーヤーに気を配る事は難しい
かもしれませんが、同伴者のプレーは
勉強にもなりますので、同伴者がプレー
している時は、しっかりとみるように
してください。
そして、
良いショットをうった時は、
「ナイスショット」と称賛の言葉を
かけるようにしましょう。
最初のうちは、ショットの良し悪しは
わからないかもしれませんが、自分が
感じた事を素直に表現して伝える事も
良いかもしれません、例えば
「今のスイングかっこいいですね!」
「打球が速すぎて見えませんね!」
「自分もそんな球をうてるようになりたい」
とか。
相手を気持ちよくさせる言葉を言うように
しましょう。
ゴルフは結果が悪くても、ワンショット
毎に気持ちが良くなるスポーツなんです。
コースデビューする時の道具
道具は最初ハーフセットでも構いません。
- ドライバー 1本
- 5番~9番ウッド 1本
- 7番アイアン 1本
- ピッチングウェッジ 1本
- サンドウェッジ 1本
- パター 1本
これだけあれば十分です。
慣れてきたら、フルセット(~14本まで可能)
揃えて、自分の好みや体格にあわせて選べば
良いでしょう。
それまでは、レンタルクラブでも良いと
思います。
【まとめ】
・今のゴルフ場はカジュアルで敷居はだいぶ低くなっている。
・プレー代もだいぶリーズナブルになっている。
・初心者のうちは「ベテランと2人きりでプレーする」
・最初に憶える事はそれほど多くはない
・大事なのは他のプレーヤに対する気配り
・プレー中の安全確認には十分気をつける
それでは今日も素敵なゴルフライフを!
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