ゴルフプレーをする際に
キャディ付とセルフとでは
ラウンド時間に差が出るのか?
答えは
YES です。
ただし、いくつか条件があります。
その条件によって効果は
かなり限定的となってしまいます。
その条件を説明する前に
先ずはキャディ付プレーに関して
少し説明させていただきます。
目次
【キャディの役目とは】
-
状況判断に関するアドバイス
先ずは、スタート前から、
クラブの確認やホールの説明、
ティショットを放つタイミング
を教えてくれます。
スターターの役目も担ってくれます。
そして、ショットの際には、
最適なクラブの提案や
風や状況を判断して、
どこを狙うなどのアドバイスを
してくれます。
グリーン上では芝の目やラインを
読んだうえで、どこにどのように
パットするかなどを
教えてくれます。
-
プレーの進行役
ホールごとのプレー時間や
前後の組との間隔をみながら
プレー時間をしっかりとコントロール
してくれます。
-
クラブの維持管理
プレーヤーのクラブを選択して
渡してくれるのはもちろんですが
使った後にはきれいに拭いて、
つぎ使うときに気持ち良いように
管理してくれます。
-
コースメンテナンス
プレーヤーがプレーした後の
ターフやグリーン上のボール痕
を直してくれます。
-
バンカー処理の代行
バンカーショット後の砂を
プレーヤーにかわって、
ならしてくれます。
-
ボールの確認
確認しづらいラフや林の中、
落ち葉の下に隠れたボール
を探してくれます。
ショットした時点で、どのあたりに
着弾したかをしっかりと憶えて
くれています。
-
プレーヤーの身の回りの世話役
これは私が沖縄のゴルフ場で
プレーした時の話ですが、
沖縄のゴルフ場のキャディさんは
とても親切で、前述したキャディ
業務に加えて、暑いのでお茶を
サービスしてくれたり、沖縄の
歴史を話してくれたりしてくれました。
また、おすすめのお店や泡盛の銘柄
等を教えてくれるなど、
観光ガイドの役割も果たして
くれていました。
以上が、私の思いつくキャディ業務の内容に
なります。
プレー時間の短縮になる事も想像できるの
ですが、それ以上に
プレーの快適さを提供できる
ような気がしますね。
【キャディフィの相場】
さて、今のゴルフ場ではキャディ付のみで
営業しているところは少なくなってきました。
セルフのみの営業や両方選択性のところも
あります。
プレーヤーの好みで選択するのですが、
その基準となるのが、やはり
料金でしょう。
ゴルフ場毎に違いがあるのですが、
4,000円~10,000円
くらいの幅であると思います。
これはやはり、キャディさんのお給料に
なる原資でしょうから、プレーヤーは
前述したプレーの快適さを提供してもらう
対価としてお支払いする事となります。
【セルフプレーに必要なもの】
さて、ここまで具体的なキャディ業務に
ついてお話してきましたが、
セルフとなると、これらを全て自分で
する事となります。
キャディフィが要らない分、
料金はお安くなるのですが、
プレー中の色んな場面において、
やることが増えてきます。
これはゴルフだけに限った事ではないのですが
「人的サービス」から「テクノロジー」へと
変化しているように、最近ではセルフプレーも
「乗用カートによるFW乗り入れ」
「GPSカートナビ」
「各種携帯アプリ」
等を使用して、必要な情報も素早く手にいれる
事が出来るようにもなってきています。
テクノロジーの進化によってキャディの需要が
なくなってきたのだと想像します。
前置きが長くなりました。
キャディ付プレーがセルフプレーよりも
ラウンド時間が短いとする場合の
【その条件とは】
-
プレーヤーのレベルの差
前述したとおり、キャディ業務の中には
状況判断や使用クラブの選択等の
コース戦略的な事も含まれます。
プロやローハンデの方であれば、それらは
自分で素早くジャッジして、プレー時間
に影響のない範囲で進行していきます。
ですが、そうでない方には、その時間
が短縮できて、しかもトラブルを回避できる
というメリットが大きいという事になります。
すなわち、
キャディをつけた時のラウンド時間は
上手い人はそれ程影響しない
そうでない人は短縮できる
という事でしょう。
-
前と後ろに他のプレーヤーがいないような状況。
これも、当たり前なのですが、
ゴルフ場には自分たちだけではなく
他にも多くのゴルファーがプレー
しています。
自分たちがキャディをつけて、
スピードアップしても、前の組
の人が遅ければ待つことになります。
【まとめ】
・キャディ付プレーは上手くない人ほど
その恩恵を受けて、ラウンド時間が
短縮できる。
・キャディ付プレーはラウンド時間短縮
よりも、快適なプレー環境を提供する
というメリットの方が大きい。
私もその時の気分に応じて、キャディ付か
セルフかを選んでゴルフを楽しんでいます。
それでは今日も素敵なゴルフライフを!
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