ここで紹介するゴルフ用語は
ビギナー、ビジター、ひっかける、ピックアップ、ピッチエンドラン、ピッチマーク、ピン
ゴルフ初心者の方の為に、ゴルフで使用する用語の簡単な解説をしています。ルールを理解するにも、気おくれすることなくのびのびとプレー出来る為にも用語を知っておくとはとても大切です。すこしでも興味が持てるように一般的なイメージとゴルフでの使い方を比較しながら説明しています。
目次
ビギナー
・一般的には「初心者」というイメージです。
・ゴルフでも同じように「ゴルフ初心者」の事を言います。
私は初心者に対してビギナーと呼ぶことはありません、初心者というのは自覚していろんな事に取り組む姿勢の表れだと思っています。
「初心わするべからず」と言いますが、初めてゴルフをした時の事はよく覚えているものです。
なんでも先輩たちに聞いたり、時には注意されたりして、ゴルフに必要な事を身に付けてきました。
今でもゴルフをしていて、新しい事の発見や気づきがあります。
ビギナーの強みは「素直さ」と「謙虚さ」であると思います。
気持ち的には永遠のビギナーでいたいものです。
・使用例 「あの人はビギナーだから、私たちが上手くアテンドしてあげましょう」
ビジター
・一般的には「訪問者」「外来者」というイメージでしょうか。
・ゴルフでは「会員制のゴルフ場で会員以外のプレーヤーの事」をいいます。
ビジターの中でも会員の紹介や同伴のことを特に「会員紹介ビジター」とか「会員同伴ビジター」とか言ったりします。
それらを含めて「ビジター」または「ゲスト」と言ったります。
ビジターだけで会員がいないゴルフ場を「パブリックコース」、会員がいるコースを「メンバーシップコース」と言ったりします。
通常は、ビジターは会員と比べてプレー料金が高いのと、クラブ競技や月例等には参加する事は出来ません。
会員はあくまでも、そのコースに所属している方にのみその権利はあります。
例えば自分がAというコースの会員であって、Bと言うコースの会員でなければ、Aコースでプレーする時は会員扱いですが、Bコースではビジター扱いとなります。
・使用例 「私はこのコースではビジターですから、競技には参加できません」
ひっかける
・一般的にはそのまま「何かに引っ掛けてぶら下げる」とかのイメージでしょうか。
・ゴルフでは「(右利きの人の場合)ミスショットで目標よりも左にボールを打ちだしてしまう事」をいいます。
これもたまに出ますね、インパクトの瞬間にクラブフェースが極端に左側に向いている(かぶっている)状態が原因の場合が多いですね。
これは、手首を必要以上にねじる事により起こる現象ですが、タイミングが悪かったり、スイング中に何か不自然な動きがおきて、そのままだと空振りするので体が反応してアジャストする為にそのような動きをしてしまった結果に出るように思われます。
もしくは、ホールロケーションで右側に危険な個所があって、それを避けるために体が反応して左にボールを打ちたくてスイング自体が極端なアウトサイドインの軌道になって左に真っすぐ打ってしまうケースもあるように感じます。
よく、プレー中にこの球が出た時は、インパクトの瞬間に自分が不自然な動きをしてしまっているという感覚が残っているものです。
いずれにしても、インパクトの一瞬の出来事ですので、なかなか未然に防ぐという事は難しいものですが、気持ちを落ち着けていつも通りのルーティーンで力加減を適正にして打てるようにしておきたいですね。
あとは、このミスが出ても引きずらずに気持ちを切り替えてプレーする事が大切かと思いいます。
ある人が言っていました、「ゴルフは忘れっぽい人が上手い人」だと、ある意味では必要な事かもしれませんね。
・使用例 「ひっかけて左の林に打ち込んでしまった」
ピックアップ
・一般的には「拾い上げる」というイメージでしょうか。
・ゴルフでは「ボールを拾い上げる事」を言います。
グリーン上では必ずピックアップする前にボールのホールに向かって後ろ側にマークをしてからピックアップするようにします。
また、マーキングする際にそのマーカーが他のプレーヤーのパッティングライン上にある場合は、そのプレーヤーの指示に従って右が左にパターのヘッドの長さ分だけ動かす事になります。
・使用例 「そのパットはOKですからピックアップしてホールアウトしていいですよ」
ピッチエンドラン
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「ボールをある程度空中に飛ばしてから着弾後転がしてピンに近づけるショットの事」を言います。
普通にアプローチショットをするとこの形になります。
ですので、これをする時は、ピンに対して、どのあたりにボールを落とすかをイメージしてショットすると良いでしょう。
ピンの真上に落とそうとすると大きく外れたところにボールは止まってしまう事になります。
細かい話をしますと、実はパッティングもピッチエンドランなんですよ、パターのフェースにもロフト角度があって、フェースに当たったボールは少しだけ空中に浮いてから着弾して転がっています。
その感覚を持ちながらパッティングをするとまた何かに気づくこともあるかもしれません。ご参考までに。
・使用例 「ここはピッチエンドランでうまくピンに寄せていきたいですね」
ピッチマーク
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「グリーンやフェアウェイにボールが落下してできるへこみの事」を言います。
特にグリーンが受けているところ(比較的低い場所に位置している事、逆は砲台グリーンと言います)にショットをする場合に、ボールが真上から着弾する確率が大きく、着弾した時の衝撃からピッチマークが多く出来る傾向にあります。
これは必ず、自分のショットで出来たピッチマークは自分でなおす習慣を身に付けておきましょう。
できれば、余裕があれば、他のピッチマークもなおすように出来るとゴルフ上級者です。
このピッチマークがパッティングライン上にあるとそこでラインが変わってしまう事もあります。
そして、ピッチマークをなおすのとなおさないとでは、芝のかいふくも変わってきます。
皆が使うグリーンですので、皆で大切に扱いたいものです。
・使用例 「グリーン上のピッチマークはすすんでなおすようにしましょう!」
ピン
・一般的には「何かに刺して固定する道具」「一人」というイメージでしょうか。
・ゴルフでは「グリーン上のホールに立てられた旗竿の事」を言います。
これは、遠くからみてもカップの位置がどこにあるかをわかりやすくするために設置されています。
以前は、全員がグリーンにボールを乗せたらこのピンを抜いてパッティングしていました。
そして、グリーン上でも距離がある場合は誰かがピンを持っておくという気遣いもひつようでした。
全員がホールアウトしたらピンを元通りに刺しておくのですが、たまにそれを忘れて後続組の人に迷惑をかける事もありました。
ですが、最近は新ルールの影響で、ピンはそのままでプレーする人が増えてきています。
ピンを抜く事でのデメリットが解消されて、ラウンド時間も短縮出来ていると思います。
・使用例 「今日は難しいところにピンが立っているな」「今日のピンポジション(ピンポジ)はやさしめにしているな」
いかがですか?
ゴルフ用語は一般的に使う言葉を違う意味で使用したり、同じような意味で使用したり、専門用語として造語的な要素もあったりして、知れば知るほど面白いですよね。
雑談のネタになる内容もあったと思います。
是非、何かのお役に立ててください。
それでは今日も素敵なゴルフライフを!
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