ここで紹介するゴルフ用語は
イーグル、一時的な水、一般の罰、イーブンパー、インサイドアウト、インターロッキンググリップ、インテンショナル、インパクト、インプレー
ゴルフ初心者の方の為に、ゴルフで使用する用語の簡単な解説をしています。ルールを理解するにも、気おくれすることなくのびのびとプレー出来る為にも用語を知っておくことはとても大切です。すこしでも興味が持てるように一般的なイメージとゴルフでの使い方を比較しながら説明しています。
目次
イーグル(Eagle)
・一般的なイメージはそのまま「鷲(ワシ)」でしょう。
・ゴルフでは「基準打数より2打少ない打数でホールアウトする事」を言います。
前回、アルバトロスを説明しましたが、アルバトロスの別の名称が「ダブルイーグル」「ゴールデンイーグル」というのは、この「イーグル」のワンランク上、すなわち「イーグルよりも更に1打少ない打数」と言う意味で言われているのでしょう。パー4のミドルホールを2打でホールアウトする事。パー5のロングホールでは3打でホールアウトする事、パー3のショートホールでは1打でホールアウトする事、すなわちこれは「ホールインワン」という事にもなります。ちなみに、私はこれまでの20年間のゴルフ人生でまだ一度も出したことはありません。「イーグル」を出すにはそれなりの飛距離が出せる人でないと難しいかと思われます。
・使用例 「ナイス!イーグル!すごいじゃないか!」「(ミドルホールでワンオン、ロングホールで2オンして)おっと、イーグルチャンス!」
一時的な水(Tenporary Water)
・一般的なイメージは「雨の後の水たまり」とか「何かイレギュラーな事があってそこに出来た水たまり」でしょう。
・ゴルフではその通り「地面に一時的にたまった水たまり」の事を言います。
「テンポラリー」という表現が多いので、それで覚えたおいた方が良いかと思います。
また、コース内のグリーンやティイングエリアをコース改造の際に一時的に仮設する際にはこれらを「テンポラリー」と表現しますので、覚えておいてください。
これには、ペナルティエリアの池や川は含まれません。
すなわち、ここにボールが入った場合は救済措置が許されます。
・使用例 「(一時的な水にボールが入って)ここはテンポラリーだから無罰で出して打ってOKだよ」
一般の罰(General Penalty)
・一般的なイメージは「よくわからない」のが正直なところでしょう、「罰に一般と特殊があるのかな?」という感じだと思います。これはゴルフ専門用語と言ってもいいくらい、普段は使わないキーワードです
・ゴルフでは「ストロークプレーでは2打罰」の事を言います。
これは、基本的には関係のない2つの違反を立て続けに犯した場合は両方の罰を受けますが、プレーヤーが一連の行動の結果として2つのルールに違反した場合は大きな罰則だけを受けるという事です。
簡単に言いますと、ストロークプレーにおいては、一度のルール違反により、かせられる罰は最大2打だという理解でほぼ良いと思います。
まだ、よくわからないと思いますので、例をあげてみますね。
例えばプレー中に自分のボールを蹴って動かしてしまった。
その後にプレーヤーがボールをもとの場所に戻してプレーすれば「ボールを動かした罰」で1打の罰で済みます。
しかし、元の場所に戻さずにそのままプレーした場合は「ボールを動かした罰」で1打と「誤所からのプレー」で2打、あわせて3打の罰になりますが、この際には大きな罰の2打を「一般の罰」として2打の罰だけがかされるという事になります。
すこし、面倒くさいので、初心者の内は気にせず、「ゴルフはあるがまま」という精神に基づきプレーする事を忘れずに心がけていきましょう。
・使用例 「この場合は一般の罰で2打罰になるね」
イーブンパー
・一般的には「パーと同じ」というような感覚でしょう。これはゴルフ専門用語と言ってもいいくらい、普段は使わないキーワードです
・ゴルフでは「ストロークプレーでそのコースの基準打数(通常はパー72)と同じスコア」の事を言います。
「パープレー」とほぼ同義語だと思って良いでしょう。
・使用例 「(前半終了してパー36のコースを36で上がってきて)おぉ、ここまでイーブンパーじゃないか!すごいね、後半も期待していますよ」
インサイドアウト
・一般的には「内から外へ」という感覚でしょう。
・ゴルフでは「スイング軌道が内側から外側へ」の事を言います。
すなわちボールの真後ろからみたクラブヘッドの動きはボールの飛球方向に対して左から右になりますので、ボールは上からみると反時計まわりの回転をしてしまい、ボールは左に曲がるようにとんでいきます。
その時の打球は「フックボール」「ドローボール」とも言われます。
反義語は「アウトサイドイン」
・使用例 「今のフックボールはスイング軌道がインサイドアウトだっかからだね」
インターロッキンググリップ
・一般的には「中で固定しているグリップ」というイメージでしょうか。これはゴルフ専門用語と言ってもいいくらい、普段は使わないキーワードです
・ゴルフではだいたいその通りの意味で「グリップの仕方の一つの事」を言っています。
グリップがぐらつかないように右利きなら、右手の小指と左手の人差し指をからませて握る方法です。
手が小さい人や、握力の小さい人、グリップ力を強めたい人、に向いていると言われています。タイガーウッズもこれです、タイガーが好きな私もこれです。
他には、「オーバーラッピンググリップ」「ベースボール(テンフィンガー)グリップ」があります。
・使用例 「僕は両手の一体感を持たせたいのでインターロッキングでグリップしています」
インテンショナル
・一般的には「故意に」や「何かを目論んだ」というイメージです。これはゴルフ専門用語と言ってもいいくらい、普段は使わないキーワードです
・ゴルフではその通りの意味で「意図的に自分のうちたい球筋を打ち分ける事」を言います。
またその結果にでた球筋の事も「インテンショナルスライス」とか「インテンショナルフック」とか表現します。
特に、前方に木や岩などの障害物があって、それを避けてターゲットにボールを運ぶためにうつのですが、これがうてたらかっこいいし、気持ちいいですよ。
ちなみに私は気持ちだけ「インテンショナル」です。
・使用例 「真正面の木を避けるためには、右からインテンショナルフックを打つか、左からインテンショナルスライスを打つかしかない、インテンショナルフックを打つならスイング軌道はインサイドアウト、インテンショナルスライスを打つならスイング軌道はアウトサイドインだね」
インパクト
・一般的には「衝撃」「印象」といイメージではないでしょうか。
・ゴルフでは「クラブヘッドがボールにあたる、その瞬間の事」を言います。
私のゴルフスイングにおける持論では、とにかくインパクトが一番重要で、ここが最終だと考えています。
ゴルフスイングは人の体型や柔軟性やポテンシャルによって、様々で個性的な形があります。
しかし、どんな形のスイングであれ、インパクトの瞬間は同じになるものであり、インパクトの瞬間にヘッドスピードを最大にして、ミート率を最大にするべく、スイングをしているのだと考えています
・使用例 「今のショット良かったね、インパクトの瞬間にクラブの芯にボールが当たってる感覚があったでしょう」
インプレー
・一般的なイメージは「中でプレー?」「出不精?」「引きこもり?」ではないでしょうか。これはゴルフ専門用語と言ってもいいくらい、普段は使わないキーワードです
・ゴルフではルールを語る際の「ティーショットをしてからそのホールをホールアウトするまでの事」を言います。
この間は「あるがまま」の精神でプレーをするようにしましょう。
ボールがグリーンに乗ってマーキングする以外は特別な事が無い限り、ボールには触れたり動かしたりしてはいけません。
「インプレー中は~」と言われた場合は、「ティーショットをしてからホールアウトするまでは~」と言う事で理解しておいてください。
・使用例 「基本的にはインプレー中はボールには触れてはいけませんが、昨日の雨で地面がひどい状態なので、今日は6インチ動かして良いですよ」
いかがですか?
ゴルフ用語は一般的に使う言葉を違う意味で使用したり、同じような意味で使用したり、専門用語として造語的な要素もあったりして、知れば知るほど面白いですよね。
雑談のネタになる内容もあったと思います。
是非、何かのお役に立ててください。
それでは今日も素敵なゴルフライフを!
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