ここで紹介するゴルフ用語は
目標線、元調子、モーニングベスト
ゴルフ初心者の方の為に、ゴルフで使用する用語の簡単な解説をしています。
ルールを理解するにも、気おくれすることなくのびのびとプレー出来る為にも用語を知っておくことはとても大切です。
すこしでも興味が持てるように一般的なイメージとゴルフでの使い方を比較しながら説明しています。
目次
目標線
・一般的には「目標とする数値を表すグラフ上の線」のイメージでしょうか。
・ゴルフでは「ボールと目標とを結んだ線の事」をいいます。
「ターゲットライン」とも言います。
パッティングに関してはそのストロークはターゲットライン上をクラブヘッドが動く事で、理論的には目標に対してボールを真っすぐ運ぶことが出来ます。
パッティングの場合には、たとえターゲットライン上をクラブヘッドが動いてボールがターゲットに対して真っすぐに転がったとしても、目標地点に到達するまでに、グリーン上の起伏や、芝目により方向がずれてしまい、カップを外す場合もよくあります。
また、実践においてウェッジやアイアン、ウッドでは目標点までの距離が長いので、あまり「ターゲットライン」を意識する事はないのですが、ショットをする時の一つの目安として「スパット」というものを意識してショットする事があります。
これは「仮想のターゲットライン」とも言うべきでしょうか、ボールの後ろに立ち、ボールと目標とを結んだ線上でボールのすぐ近くにある物(落ち葉や石や傷等)を目安として、ボールからそのスパットの方にヘッドを動かすようにショットすると、理論上、ボールは目標方向に飛んでいくという事になります。
この場合は、パッティングとは違い、空中では風がボールの進行に影響しますし、インパクトの瞬間のヘッドの向きによっても球種が変わってきます。そして思い描いた高さが出ないと距離も合わなくなってしまいます。
それだけ、遠いところにある目標にボールを運ぶという作業は近いところよりも大変であるという事でしょう。
・使用例 「ターゲットラインに対して真っすぐヘッドを動かせるように練習する事が大切です。」
元調子
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「クラブを振った時のシャフトのしなりの頂点(キックポイント)が手元側にある事」をいいます。
シャフトのキックポイントは大きく「元調子」「中調子」「先調子」の3つに分ける事が出来て、それぞれ特徴があり、自分に合ったものを使う事が良いと思います。
では、大まかな特徴について説明しておきます。
キックポイントというのは、しなりの頂点になるわけですので、シャフトの中でもそこが比較的に柔らかい部分になっているという事です。
「元調子」は手元が柔らかくて先にいくほど硬くなっているシャフトになります、このシャフトはインパクトの瞬間にヘッドがダウンブローになりやすく球が上がりにくく、低弾道の球を打つのに適していると言えます。
どちらかと言うと上級者向けです。
「先調子」はクラブヘッドに近い部分が柔らかくなっており、手元にいくにしたがい硬くなっています、このシャフトはインパクトの瞬間にヘッドがアッパーブローになりやすく、球が上がりやすく高弾道の球を打つのに適していると言えます。
どちらかと言うと初心者向けです。
「中調子」は「元調子」「先調子」の中間くらいです。
どちらかと言うと中級者向けです。
出来るなら、同じクラブでシャフトの調子の違うクラブを試打してみて、自分に一番合う、自分が打ちたい球が出るクラブを選択するのが良いと思います。
モーニングベスト
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。ネットで検索すると「モーニング娘のベスト」と出てきます。
・ゴルフでは「全ラウンドを終了して同スコアだった時の順位の決め方の一つの事」をいいます。
正直私はこれまで、様々なアマチュア競技やコンペに参加してきましたが、この決め方で順位を決定した経験はありません。
グロス競技で同スコアの場合は「マッチング」や「カウントバック」で順位を決する事が多かったように記憶しています。
この方式を採用する意味合いについては、私なりに考えますと、ゴルフは概ね後半になると調子が出てくるもので、後半のスコアを比較するとそれ程差が出てこないケースが多い場合があります。
それが、前半ですと、調子のいいわるいの差が大きく出てきますし、勝敗を決めやすいからではないでしょうか。
・使用例 「今回の競技は同スコアの人が出た場合はモーニングベストで順位を決めるという事なので、前半から気を抜かずにしっかりとプレーしていこう」
いかがですか?
ゴルフ用語は一般的に使う言葉を違う意味で使用したり、同じような意味で使用したり、専門用語として造語的な要素もあったりして、知れば知るほど面白いですよね。
雑談のネタになる内容もあったと思います。
是非、何かのお役に立ててください。
それでは今日も素敵なゴルフライフを!
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