ここで紹介するゴルフ用語は
ルースインペディメント、ルーティーン、ルックアップ、ルール
ゴルフ初心者の方の為に、ゴルフで使用する用語の簡単な解説をしています。
ルールを理解するにも、気おくれすることなくのびのびとプレー出来る為にも用語を知っておくことはとても大切です。
すこしでも興味が持てるように一般的なイメージとゴルフでの使い方を比較しながら説明しています。
目次
ルースインペディメント
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「コース内にある地面に固定されていない自然物の事」をいいます。
コース内に落ちている、小石、落ち葉、小枝、虫、動物の糞等の事で、これらは取り除くことができます。
これまではハザード内のルースインペディメントには触れる事さえできませんでしたが、新ルールではバンカー内、ペナルティエリア内に係わらずそれを取り除く事が出来ます。
ただし、注意してほしいのは、グリーン上のボールを除きルースインペディメントを動かした結果、ボールが動けば1打罰となり、ボールを元の位置に戻してプレーしなければいけません。
それを怠れば誤所からのプレーで2打罰が科されますので注意しましょう。
・使用例 「新ルールになってバンカー内にある落ち葉はルースインペディメントとして取り除いてもOKになりました」
ルーティーン
・一般的には「習慣」「一定の手順で行われる作業」というイメージでしょう。
・ゴルフでも同じように「常に一定で決まった連続した動作の事」をいいます。
特に「プリショットルーティーン」と言われるショット前の決まった動作があります。
具体的にはなんでも良いのですが、これはショットの前に行う儀式みたいなもので、その動作を起点としてショット前の準備がスタートして、一定の連続した動作のままショットまで行くという流れになります。
儀式という言葉を使いましたが、これをする事により気持ちを落ち着けるという事が一番のメリットであると言われています。
これをすることで、常に平常心でショットをすることができます。
ちなみに私の「プリショットルーティーン」をご紹介します。
ショットの前に、一回だけ素振りをして、ボールとターゲットとを結んだライン上の後ろに立ち、クラブを剣道の構えのように構えて、ターゲットとボールトを結んだライン上のボールの近くにある目印(スパット)を見つけます。
そして、右手を上げる仕草をしながら、ボールの横に立ちます、右手だけでクラブヘッドをボールの後ろにソールしてターゲットの少し左側を見ながら、ボールとスパットを結ぶラインに対してスクエアに立つようにして、スタンスを確認して構えます。
最後に今度はターゲットを一度だけ見て、ボールに目を移して直ぐに打ちます。
その間、約5秒~7秒くらいです。
常にこれを実行しています。
自分でも、プリショットルーティーンに入ったら、気持ちを無にして、余計な事を考えずに、その動きに任せてショットまで自動的に動くようにしています。
・使用例 「自分なりのプリショットルーティーンを決めておく事は大切です。」
ルックアップ
・一般的にはほとんど使う事のないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「インパクトの瞬間にボールから視線が外れてしまう事」をいいます。
「ヘッドアップ」と全くおなじ意味合いです。
これは、ミスショットの原因となる頭部の悪い動きなのですが、頭部の動きが先行する場合と、肩や体の動きによりそのような動きになる場合とがあります。
打ち上げのショットの時にターゲットが上にある事で、ボールを上にあげようとする為に体全体がすくい打ちのような格好になり、極端に左肩が上がり、右肩が下がる事で、頭部もそれにつられてヘッドアップする事があります。
また、あまりにもターゲットを意識する為に、そこに集中してしまい、ボールに当たる前に視線がターゲットに向いてしまい、結果ヘッドアップになる場合があります。
しかし、これを改善しようと、あまりにもボールを見過ぎてしまい、フィニッシュの直前まで頭が残りすぎるのも、ヘッドが走らず距離が出なかったり、ひっかけのミスをしてしまったりする事もありますので、注意が必要です。
・使用例 「ルックアップはミスショットの原因の一つではありますが、そのタイミングは人それぞれですので、自分のベストなタイミングをつかむように練習しましょう」
ルール
・一般的には「規則」「決まり事」というイメージでしょう。
・ゴルフでも同じく「守るべき規則の事」をいいます。
ゴルフプレーに関するルールはイギリスのR&AやアメリカのUSGAにより作られたルールに従い実施されています。
そして、様々な状況に応じてルールは細かいところで変更する事があり、これを「ローカルルール」といいます。
これは公式のルールの範囲内で定められており、その時、その場所だけのルールとなっているので、決して普遍的なものではないという事を理解しておきましょう。
・使用例 「6番ホールのグリーン手前のイノシシによる被害跡はローカルルールとして修理地の扱いで処理する事ができます。」
いかがですか?
ゴルフ用語は一般的に使う言葉を違う意味で使用したり、同じような意味で使用したり、専門用語として造語的な要素もあったりして、知れば知るほど面白いですよね。
雑談のネタになる内容もあったと思います。
是非、何かのお役に立ててください。
それでは今日も素敵なゴルフライフを!
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