ここで紹介するゴルフ用語は
ツアープロ、ツーグリーン、ツーバック、ツーピース・ボール、ツーボール・フォアサム
ゴルフ初心者の方の為に、ゴルフで使用する用語の簡単な解説をしています。ルールを理解するにも、気おくれすることなくのびのびとプレー出来る為にも用語を知っておくことはとても大切です。すこしでも興味が持てるように一般的なイメージとゴルフでの使い方を比較しながら説明しています。
目次
ツアープロ
・一般的には「プロのスポーツ選手で各地で行われる大会に出場する為にツアーする人」というイメージでしょう。
・ゴルフでは「トーナメントに出場できる資格を有するプロの事」を言います。
シーズン中に国内においても各地でツアートーナメントが開催されて、それに出場するプロの事です。
プロテストをクリアしたゴルファーをプロゴルファーと呼びますが、他にもゴルフの手ほどきを仕事としている「レッスンプロ」「ティーチングプロ」と呼ばれる人たちもいます。
私はゴルフが大好きな素人ですが、プロゴルファーという職業は好きなゴルフをしてお金を稼ぐなんて羨ましい職業だなと感じていました、ですが、ツアーにでて賞金を稼ぐのは大変な事でもあり、多くの選手の中でしのぎをけずっていくのですから、厳しい世界である事は間違いないでしょう。
・使用例 「あの人はツアープロですよ」
ツーグリーン
・一般的なイメージは「二つの緑」て感じでしょうか。
・ゴルフでは「パッティンググリーンが二つある事」を言います。
逆にパッティンググリーンが一つしかない事を「ワングリーン」と言います。
ツーグリーンの場合は、一つのグリーンを使用している時にはもう一方のグリーンを養生させる事が出来て、交互に使用する事で、常にプレーヤーにコンディションの良い状態でグリーンを使用してもらう事が可能になります。
また、コースによっては、夏には暑さに強い夏用の芝を、冬には寒さに強い冬用の芝をと、種類が異なる芝を植える事によりで使用するグリーンを変えているところもあります。
・使用例 「ツーグリーンの場合、使用していない方のグリーンをサブグリーンと言って、サブグリーン上にボールが乗った場合は無罰でグリーン外に出してプレーしても良いのですよ」
ツーバック
・一般的には「サッカーでのフォーメーション」てイメージではないでしょうか。
・ゴルフでは「二人でラウンドする事」を言います。
「ツーサム」とも言われます。
通常のゴルフプレーは4人でするのが当たり前となっています。
ですが、その日に都合が合う人がいなかったとか、2人きりでプレーしたいとか、コンペなどで人数調整の際にどうしてもそうなるケース(5人でプレーしたいと思ったら3人と2人とにわかれなければならない)とかで2人になる事があります。
また、ゴルフ場によっては、ツーバックの場合、プレー代に追加料金が発生する事もあります。
「ツーバック保証」という言葉もあります。
これは、上記理由の中で、「2人だけでラウンドしたい」「コンペでの人数調整」以外で2人になった場合はゴルフ場から、「ペアリングをさせてもらいます」と言われる事があります。
これは2人で入っている組にもう2人を追加して4人でプレーしてもらうという意味です。
それをしないという事を約束するのが、「ツーバック保証」です。
以前、『ゴルフ初心者がコースデビュー出来るための条件』で説明しましたが、2人だけでプレーしたい場合は事前にゴルフ場に「ツーバック保証はありますか?」と確認しておいた方が良いでしょう。
通常ですと、保証はするが追加料金がかかりますと言われますし、保証してなおかつ追加料金もない場合もありすので、その辺も確認しておいた方が良いかと思います。
・使用例 「今日はツーバックでプレーなのでいつもよりじっくり考えながらプレーしても大丈夫ですね」
ツーピース・ボール
・一般的なイメージは「二層構造のボール」て感じでしょうか。
・ゴルフでは「コアとカバーの二層構造で出来たボールの事」を言います。
ボール選びの記事で詳しくお話しましたが、多層構造をしたボールにはその層の数によって呼び方が変わります。
二層がツーピース、三層がスリーピース、四層がフォーピース、という感じです。
それぞれに特徴がありますが、ツーピースのボールは比較的安価で長持ちしますがスピン性能は高くはありません。
初心者のうちは、コースで無くす事も多く、スピンにはこだわらないと思いますので、これがお勧めです。
・使用例 「僕はいつもツーピースボールを使っています。」
ツーボール・フォーサム
・一般的には「2つのボール、4人の人間」というイメージでしょうか、聞きなれないゴルフ専門用語ですね。
・ゴルフでは「1つのボールを2人が交互に打ってプレーする2つのチームがフォーサムを作りマッチプレーをする事」を言います。
ルールブックとかには使われていない言葉で、レクリエーション的な要素を含んだプレー形式になります。
自分がティーショットを打ったら、そのボールの次のショットを別の人が打って、その次はまた自分が打つという感じで交互にプレーしていきます。
ドライバーが得意とか、ショートゲームが得意とか、パッティングが得意とか、誰がそのタイミングでショットするかで、スコアが変わってくるのも面白みの一つです。
また、ベストボール方式(スクランブル競技)というものもあり、これは、普通に全員がショットをするのですが、チームの中で、ショットした球の良い方を選択して、そこから打っていき、そのスコアで競うというプレー方法です。
これは楽しいです、自分がミスショットしても仲間がカバーしてくれる可能性がありますし、仲間のミスショットを自分がカバーする事もあったりします。
いつもよりもとてもいいスコアでプレーする事が出来ますし、プレー中に連帯感も生まれたり、更に仲良くなれたりします。
これは、是非一度は経験してほしいプレー方法です。
・使用例 「明日のプレーはツーボール・フォーサムだから楽しみだね」
いかがですか?
ゴルフ用語は一般的に使う言葉を違う意味で使用したり、同じような意味で使用したり、専門用語として造語的な要素もあったりして、知れば知るほど面白いですよね。
雑談のネタになる内容もあったと思います。
是非、何かのお役に立ててください。
それでは今日も素敵なゴルフライフを!
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