日本ではまだ、ゴルフはお金持ちの道楽
だとお思いの方が多いと感じます
これからゴルフを始めようかと考えている
人の中には、どれくらいお金がかかるのか?
はっきりしない事に不安を感じる方も
いるのではないでしょうか?
そんな方にゴルフに必要なコストを
見積もってみました。
先ずは説明をさせてもらい、最後の部分
にお見積りを添付させていただきます。
※ちなみに私は決してゴルフ用品販売業者
ではありません、私の目的は、これからゴルフ
を始めようかな?という初心者の方に、
ゴルフを楽しむためにどれくらいのお金が
かかるのかを知ってもらい、
これならやってみようかな!
と思ってもらえる事です。
目次
ゴルフクラブ
先ず、ゴルフクラブは必要ですね、
ゴルフは道具を使ってボールを目的地点
に運ぶ競技です、素手でボールを投げる
わけにはいきませんので、道具は必要です。
そのゴルフクラブですが、ゴルフプレー
の内容から逆に絶対に必要なものを選別
していく事と致しましょう。
ゴルフは数ヤードから数百ヤードの距離
に向かってボールを飛ばす事が必要です。
ショートホールと言われるところで、
一発のショットでカップに入れる
ホールインワンをする以外は、たいてい、
2~14種類のクラブを選択してショット
をする事になります。
そして使用して良い
クラブの規定本数は14本まで
とルールがあります。
ですので、ほとんどの方はギリギリの
14本までのクラブを持ってプレーをします。
ここで、クラブについて少し詳しく
説明しておきます
クラブの種類には大きく3つ、
細かく5つあります。
大きく、ウッド、アイアン、パター。
細かく、ドライバー、
フェアウェイウッド(ユーティリティを含む)、
アイアン、ウェッジ、パター
です。
一般的にはドライバーとパターが1本ずつで、
残りの12本を
フェアウェイウッド(ユーティリティを含む)、
アイアン、ウェッジを、使うときの状況や、
うちたい距離に応じて分けて用意しています。
そして、クラブについては必ず14本なければ
いけないという事ではなく、14本以内なら
良いという事です。
ですので、最初から14本のフルセットを
購入するのではなくて、先ずは6本入りの
ハーフセットでも良いと思います。
ハーフセットで数ラウンドをこなすと、
自分の距離というものが分かってきて、
もっと細かい距離を打ち分けたいとか、
もっと正確なショットをうちたいと
思った時に、必要なクラブがあれや、
これやと追加しているうちに14本に
なっていたという感じが本当は正解だと
思います。
ここでの結論は
初心者にお勧めは『ハーフセット』
という事です。
もうひとつ、もし初めてコースでプレーして
どうしても好きになれずに、1回だけの経験
で終わったりするリスクも不安としてはある
と思います。
そんな場合は、
ゴルフ場で
レンタルクラブを利用する
のも良いかと思います。
これもゴルフ場に問い合わせてみてください。
キャディバッグ
これはクラブを入れて持ち運ぶため
の道具です。
機能性で選ぶのか、形やデザイン、
自分の好きなブランドで統一する
のか、それぞれ自由です。
機能性でいうと、スタンド式のものや、
シューズが入れられるポケットの
大きいタイプや、そうでないスリムな
タイプ等、たくさんあります。
たまに買い替える事で気分転換を
はかったり、コンペ商品で頂いたり、
プレゼントで頂いたり、送別品と
して頂いたりします。
キャディバッグも個性を主張する為
のファッション感覚的もありますので、
選ぶときにはワクワクするものです。
消耗品
これらは、ボールも含めて、小さいもの
ですが、プレーには必ず必要なものです。
ゴルフボール、ティ(ロング、ミドル、ショート)、
マーカーとグリーンフォーク(これは
ゴルフ場でゴルフ場名が記載されたもの
を無料でもらえます)、
グローブ(素手でも出来ますが、
私は着用しています)
これらが消耗品となりますが、初めのうちは
ボールはいくらあっても足りないくらい
無くしますから、初めは練習のつもりで
やすくてたくさん入っているものを選びます。
ゴルフウェア
よく
「普段着やトレーニングウェアではダメですか?」
ときかれます。
今はそんなに厳しくなくなりましたが、
一応ゴルフ場内での服装の決まりとして
「ドレスコード」なるものが存在します。
そして、ドレスコードも時代と共に変化
してきています。
下手をすると、厳格にドレスコードを
守っている人が「ダサい」とか思われる
事もあったりします。
そして、ドレスコードの内容自体も
ゴルフ場のグレードによって異なって
きますので、事前に確認はしておいた
方がいいと思います。
私がいつも最低限、意識している事は、
「襟付きのシャツ」
「シャツをズボンから出さない」
「帽子は必ず着用する」
の3つです。
どうですか?
若い方からすると、これだけでも
「ダサい」と思われますが、ファッション
的に言うなら、その人に似あっている格好
というのも大切なポイントだと
私は思っています。
ですので、自分が「襟付きでないシャツ」
「シャツをズボンから出す」そのような
恰好をしても似合わないので、
やらないのです。
ですが、他人がそんな恰好をしていて
も私は別にかまいません。
ファッションは個性ですので、そこは尊重
しても良いと思います。
少し話が脱線しましたが、要するに、
普段着でも構いません、あとは機能性
とかを考えて、
自分が快適にプレー出来て
他の人を不快にするような恰好でなければ良い
と思います。
ゴルフシューズ
これもよく聞かれます、
「普通の運動靴で良いのですか?」
と。
これも今は特にドレスコードで縛られる事
も少なくなってきていますので、先程の
ウェアのところで言いました、
自分が快適にプレー出来て、他の人を不快にしなければ良い
と思います。
ですが、ゴルフ場でプレーする時には、傾斜の
ある所からショットをしたりする事も
ありますので、
地面とのグリッドが効いている
専用のゴルフシューズを使用する
事を私はすすめます。
ちなみに、ゴルフシューズは今は
スパイクレスのものが多くなりましたが、
靴底は地面とのグリッドが効くような構造
になっていますので、グリーン上ですり足
で移動したりするとグリーン表面を傷つける
事もありますので、十分気をつけるように
しましょう。
プレー代
さて、必要なものが揃いましたら、
いよいよゴルフ場に行ってプレーしてみましょう。
プレー代もスタイルや季節によってまちまちです。
キャディ付でプレーする場合はキャディフィの分
セルフプレーより高くなります。
季節ごとの料金は高い順に
春>秋>冬>夏
となっています。
これは、春のコースの状態が非常にいいので
秋より高い、夏は日照時間が長くお客様を
たくさん入れられるから冬よりも安い
からだそうです。
ですので、
初心者には夏場のラウンドが一番お勧めです!
また、週末や祝日よりも平日の方が安いです。
ゴルファー保険
これは出来るだけ入っておくように
しましょう。
ご自身のけがやクラブの破損、
ホールインワンした時のご祝儀代の
補填等で利用する事があります。
そして一番大切なのが、
他人にけがをさせたり(打球事故等)
他人の物を壊して(ゴルフ場内でのカート事故)
しまったりした場合の補填で利用する場合です。
実際にこのような事に遭遇した時に、
保険に入っている人とそうでない人とでは、
社会的な責任能力に違いがあると
感じられますので、是非入るようにしましょう。
【お見積り書】
それではお見積書を下記の通り提示します。
一番安いものから一番高いものまでを記載しておきます
最安値 | 最高値 | 備考 | |
クラブ代 | 5,000円 | 300,000円 | 中古品を含む |
キャディバッグ | 1,000円 | 300,000円 | 中古品を含む |
消耗品 | 1,000円 | 10,000円 | |
ゴルフウェア | 2,000円 | 20,000円 | |
ゴルフシューズ | 3,000円 | 30,000円 | |
プレー代 | 3,980円 | 30,000円 | |
保険代 | 3,000円 | 9,000円 | 年間 |
いかがですか?これから始めようと思って、
必要なものをそろえる為に、
必要な最低限のお金は
全部で15,000円(プレー代以外)
です。
イニシャルスト(消耗品以外)は
14,000円になります。
そして、ランニングコストは
4,980円(プレー代+消耗品)
になります。
最高値については、例えばクラブ代と
キャディバッグについては、ダイヤモンド
が入ったやつとか、贈答品にもなる
高級パターとか、素材にワニ革を使用した
物とか、オークションで落札されるような
物とかも含めると、上限はわかりません。
ほとんどの方は、
そんな高級品のイメージがあって、
ゴルフにはお金がかかる、お金持ち
の道楽だと思っているようです。
必要なものの選択によっては
そんなに高い出費ではない事が
お分かりいただけるかと思います。
私のような平均的な一般サラリーマン
が気軽に楽しめるスポーツなんです。
是非、ゴルフデビューのご検討の程を宜しくお願いいたします。
今日も新しいゴルファーの誕生を心より願っています!
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