明日ゴルフする初心者に伝えたいカートの扱い方

初心者

今回、初心者の方がゴルフ場でカートを

運転する時に注意したい事を解説します。

カートの運転で大切なのは大きく分けて

『安全』『エチケット』

『マナー』『プレー進行』

になります。

・・・ですがその前に・・・

目次

ゴルフ場内での安全対策について

少しお話させてください。

先日、ゴルフをしていた時の話です。

私たちの前でプレーしていた若い男女の組で

打球事故がおきたのを目の当たりにしました。

レディースティーに向かおうとしていた

女性ゴルファーにレギュラーティーから

同組の男性のティーショットがシャンク

して、その女性の顔面に直撃しました。

救急車で運ばれていましたが、

後にゴルフ場の方に聞いたところ、

大事には至らず、数日の通院で顔も

もとにもどるとの事で一安心でした。

これをみた時

『知らない事、経験のない事は危険である』

という事を改めて痛感しました。

聞くと、その若者たちはその日が初めての

ゴルフプレーであったとの事でした。

この時の事故の原因は以下の通りです。

「プレーヤーの前方にいた事」

「シャンクを知らなかった事」

という事ではないでしょうか。

それを聞いていても実際には経験したり

みたりしないと実感しないものだと

思いますが、一番の原因は

「全員が初心者であった事」

ではないでしょうか。

私は以前『ゴルフ初心者がコースデビュー出来る為の条件』

でコースデビューの時には必ずベテランゴルファーと

一緒にプレーしてほしいと述べました。

これは間違っていなかったと改めて思いました。

 

今回は初心者のための安全対策として

ゴルフプレー時のカートの扱い方を解説して

いきますが、その前に最も大切な事として、

このことを言っておきたいです。

 

『プレーヤーの前方、横、近くには絶対にたたない事』

 

ボールはどこにとんでいくかわかりません。

よく、プロの試合で観客がプレーヤーの

前方近くでみているシーンがありますが、

あれはプロの正確なショットに対する

信頼があるからです。

アマチュアはミスショットをする確率

の方が高いのです、前方はもちろん、

横にもシャンクしたボールがとんでくる

ばあいもあります、

近くにいて素振りのときにクラブヘッド

があたる事もあれば、

手が滑ってクラブがとんでくる

ケースも考えられます。

プレーする人には絶対に近づかない

ようにしましょう。

 

さて前置きが長くなりましたが、

ゴルフプレー中に気をつけたい事として

「カートの運転」というものがあります。

カートの扱い方は

「安全性」「快適さ」「スムーズなプレー進行」

につながってきますので、是非、この機会に

覚えておいてほしいと思います。

 

【具体的なカートの扱い方】

・スピードの出し過ぎには注意する(安全)

これは車の運転と同じですね、カート事故も

同様にスピードの出し過ぎによる衝突事故が

ほとんどです、

スピードが出てなければ回避できた

という事が多いと聞きました。

コース内には制限速度なんてものはありませんが、

公道とはちがい、道幅も狭くて、カーブも多くて、

起伏も激しいところもあります。

アクセルをフルに踏んでもそれほどスピードは

出ないようにはなっていますが、下り坂などでは

結構なスピードが出たりしますので、

十分気をつけるようにしましょう。

 

・片手運転をしない(安全)

これはベテランの人でもよくクラブを手にしながら

運転する事があります、ですがカートのハンドルは

普通車と比べると少しおもいので、

手を離すと簡単に戻りやすくなっています。

カーブとかでハンドルを切る時には、しっかりと

両手をつかってハンドリングしないと危険ですので、

カートの片手運転は絶対にしなしようにしましょう。

 

・カートを置き去りにしない(進行)

プレーに集中するあまりついついカートの

事を忘れてしまうというケースがあります。

あとでとりにもどるのは大変ですし、

プレー進行の妨げにもなります、

みんなで注意し合いましょう。

 

・カートはナイスショットした人が運転する(マナー)

今のコロナ禍で、私の仲間内ではその日のカート

の運転手を決めたら、その日一日はその人に運転

してもらっているのですが、

基本的には、カートを動かすタイミングで、

一番グリーンに近い人がカートを運転するのが

マナーでしょう。

誰かがやってくれるのではなくて、

ナイスショットして

一番グリーンに近い人の方が、次のショットは一番最後

なわけですから、

責任を持ってカートを運転するようにしましょう。

 

・カートは一番遅いプレーヤーにあわせて動かす(安全、エチケット)

そして、カートを運転する人は、

一番遅いプレーヤーにあわせてカートを進める

ようにしましょう。

これは、最近のGPSカートナビ搭載のカートでは、

例えば後ろの組の人からこちらが見えない場合に、

カートとの距離をみてショットしていいかを判断する

ケースが多いのです。

その場合、カートとの距離が十分でも、

もし、その後ろにプレーヤーがいると、

その人に打球が届いてあたる危険性があります。

後ろの組に注意を喚起させるためにも、

絶対に最後の人が移動してから、その後からカートを動かす

ようにしましょう。

また、最後の人がショットをする直前にクラブ

を変更する場合も考えられますので、その人の

近くにカートを待機させておく方が、親切ですよね。

最後のプレーヤーに対する安全確保と気配りの両方

を考えて、必ず、カートは一番遅いプレーヤーに

あわせて動かすようにしましょう。

 

・カートは他の人がショットしている時は動かさない(安全、マナー)

他のプレーヤーのボールをしっかりとみている事は大切です。

ボールの行方を確認して、おぼえておくことで

ロストボールの確率が減ります。

また、カートの走行音がショットの際に

気になりプレーに集中できない場合もあります。

そして、他の人のショットを見ていないと、

運転中にカートにボールが飛んで来た時に、

それに気づかずにけがをする可能性があります。

安全とマナーを考えて他の人がショットを

している時にカートを動かす事はしないようにしましょう。

 

・一番にグリーンオンした人がカート停止位置まで運転する(マナー、進行)

いち早くグリーンにボールをのせた人は、

次はパッティングのみを残しているわけですので、

先にグリーン近くのカート停止位置までカートを

運び、ボール拭き用の濡れタオルと、他のプレーヤー

のパターを持ってグリーンに行くようにします。

そうする事で、あとからグリーンオンしたプレーヤー

アプローチショットに集中出来て、進行もスムーズです。

 

【まとめ】

・カートとはいえエンジンのついた危険な乗り物であるという事を意識しましょう。

・コース内とはいえアルコールを飲んでの運転は絶対にやめましょう!

・危険な場所への乗り入れは避けましょう。

・普通車と同じようにドライバーとしての責任を持ちながら運転しましょう。

 

それでは今日も素敵なゴルフライフを!

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